まるで芸術品! モデラーが手掛けた『超時空要塞マクロス』バルキリーの「半身スケルトン・アニメ塗り」が超絶技巧すぎると話題に

ガンプラをはじめとするプラモデル製作において、塗装は作品の印象をガラリと変える、モデラーの腕の見せ所ですよね。

今回ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザーのannkoromotiさん(@ufjmFR0BF7t5Jq7)が制作した、マックスファクトリーのプラモデルブランド「PLAMAX」の『超時空要塞マクロス』1/72 VF-1J バトロイドバルキリー(一条輝機)。通常のアニメ風塗装に加えて、機体の半分が「半透視図(カットモデル)」風に仕上げられており、その見事な塗装技術と独創的なアイデアが、ネット上で大きな注目を集めています。

VF-1Jは、VF-1バルキリーの火力強化型。新中州重工製の新型頭部ユニットに換装され、頭部のマウラーRöV-20レーザー機銃が2門に増設されています。その他の仕様はVF-1A量産機とほぼ同じですが、この機体は日本の工場で生産されたため「J」の型式番号が与えられました。劇中では主人公・一条輝が搭乗したことでもおなじみですね。

制作者のannkoromotiさんは、立体物であるプラモデルを、まるで2Dのセル画やイラストのように見せる「イラスト風塗装」を得意とするモデラーです。

今回完成した「一条輝機」では、通常のアニメ塗りだけでなく、機体の半分が内部構造むき出しの「カットモデル」風に! その驚異的な描き込みは、かつてプラモデルのパッケージなどで描かれた、メカニックデザイナー・田中精美氏による内部構造図を参考に、すべて手描きで再現したというから驚きです。

この塗装は、まずモデルキットに直接下書きを行い、その後、一つ一つのメカパーツを手描きで塗り分けていくという、途方もない手間と超絶技巧が要求されるもの。まさに神業です。

元になったイラストはあくまで平面図。これを360度どこから見ても破綻のない立体作品として成立させている点に、annkoromotiさんの真骨頂が表れています。様々な角度から撮影された写真を見ても、その完成度はまさに完璧。思わずため息が出てしまいます。

▼ 回転台座による紹介動画

annkoromotiさんご本人によると、キット自体の出来も非常に良いそうですが、「こういう塗装スタイルを試してみたい」という探求心から制作をスタートしたとのこと。完成品には非常に満足しており、今後もさまざまな表現方法に挑戦していきたいと語っています。

annkoromotiさんのX(旧Twitter)アカウントでは、この他にも息をのむような素晴らしい作品が多数公開されています。ぜひ一度訪れて、その超絶技巧の数々を堪能してみてください!

via: X 帳戶annkoromoti