昨年12月に発売30周年を迎えた、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が誇る家庭用ゲーム機『プレイステーション』。初代の登場はゲーム業界に衝撃を与え、後継機も常にゲームハードの覇権を握り続けてきました。
しかし、そんな名機にまつわる、とんでもない珍事が海外のネット掲示板Redditで話題となっています。あるユーザーが「PlayStation 3(PS3)」を修理しようとした結果、なんと本体を「溶解」させてしまったというのです。

今回、一躍時の人となったRedditユーザーのseascouuut氏は、ある日PS3が通称「YLOD(Yellow Light of Death)」と呼ばれる故障に見舞われたと報告。これは本体のランプが黄色く点滅する、ハードウェアの故障を示すサインです。この問題は、主に本体内部のはんだクラックが原因とされており、ネット上では「基板を加熱してはんだを再溶融させる」といったDIY修理法が数多く共有されています。
しかし、「はんだの再修理は面倒」という理由から、seascouuut氏はなんと本体をタオルでぐるぐる巻きにし、排気口からヘアドライヤーで熱風を送り続けるという荒業を敢行。そして10分後、様子を見に戻ると…PS3の筐体が見事にひん曲がり、中央部分が陥没してしまったのです。なんとも無残な姿に…。

元々はフォーラムで「中のセーブデータだけでも救い出せないか」と助けを求めていた彼ですが、他のユーザーたちは質問そっちのけ。彼が投稿で「wrapped(包んだ)」を「rapped」とタイプミスしていたことを発見し、大爆笑。たった一文字違いで全く別の意味になってしまうこのミスで、スレッドは完全に脱線してしまったのでした。



普通に考えれば、これで完全に再起不能かと思いきや…なんと翌日、seascouuut氏はPS3が正常に起動したことを報告! さらには内部システムをLinuxに入れ替え、見るも無残な姿となったこのPS3に第二の人生を歩ませているとのことです。

この奇跡の生還に、他のユーザーたちも「運が良すぎる!」「まだ遊べるのかよ!」と祝福(?)の声を寄せています。中には「もう二度とそのクソタオルで『rape』するなよwww」といった愛のあるイジりも。とんでもない修理方法がネットの笑い話となり、結果的にPS3も救われるという、まさに天に選ばれし者(?)の奇跡的なお話でした。

via: Reddit