実家を『レトロゲーム店』に魔改造! 本物の什器で再現された昭和の夢空間がエモすぎる

「レトロブーム」が巻き起こる昨今、音楽やお店、さらにはカルチャー面まで、世界中で懐かしさを求めるトレンドが見られます。古いものや昔の時代に、なぜか惹かれてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな中、Xユーザーのリョウさん(@5emon1958)が、ご自身の実家を「昭和の懐かしい街並み」と「レトロゲーム店」風に大改造! まるでタイムスリップしたかのような光景が、ネット上で大きな話題を呼んでいます。

普段は板金工として働くリョウさん。ご家族と実家で暮らしており、ご本人は「過去の時代から現代に一人で戻ってきて、懐かしみながら楽しんでいる」と自嘲気味に語ります。この部屋に一歩足を踏み入れれば、そこはまるで平成初期のゲームショップ――ガラスのショーケースにはファミコンカセットがずらりと並び、棚には懐かしいおもちゃの箱が積まれ、テレビ画面では『ロックマン2』が流れています。

リョウさんは、ご自宅の4つの部屋、廊下、そしてガレージまで、それぞれ異なるコンセプトの「お店」に大変身させています。外観は自動車整備工場風、1階には昭和レトロなリビング、本屋さん風の部屋、ゲームショップ風の部屋、さらには古物店のような廊下まで。

2階はさらに驚きで、ラーメン店風の部屋、押し入れを開けるとタバコ屋さん風、その奥には駄菓子屋さん風、隣には模型店風の部屋まで……。まるで「昭和の懐かしい商店街」がそのままミニチュアになったようです。

もちろん、これらはすべて展示用で、実際にお店として営業しているわけではありません。そのため、みんなからは「売ってない館」なんて呼ばれているんだとか。

一見するとただのコレクターかと思いきや、リョウさんの場合は少し違います。これは単なる懐かしグッズの収集ではなく、「子どもの頃から大切にしていたものを今も持っている」結果なのだそう。ご本人曰く、「子どもの頃から集めていたものに加え、昔欲しかったけど買えなかったものを買い戻したり、人からもらったものもたくさんあります」とのこと。

この「ゲーム店風展示空間」で、リョウさんが最もこだわったのは「棚の前で、どのソフトを買おうか箱を眺めて悩む」あのワクワク感を再現すること。「あの雰囲気が本当に楽しくて、この状態を維持したいんです」と語るリョウさん。確かに、ずらりと並んだカセットのパッケージを見ているだけで、思わずニヤニヤしちゃいますよね。

中でもひときわ目を引くのが、展示に使われている陳列什器です。なんとこれ、レプリカではなく「本物の任天堂公認の店舗用ディスプレイラック」なんだとか! 閉店したおもちゃ屋さんから譲り受けたものだそうで、リョウさんは「きれいに清掃して使い続けています」と話します。カーペットまで任天堂の店舗風にこだわり、その徹底ぶりはまさに「超ガチ勢」といったところ。

すでに完成度MAXのこの「レトロ空間」ですが、リョウさんの探求心はまだまだ止まりません。「今後は手書きのPOPを貼って、もっとお店感を演出したいです」と笑顔で語ります。「家庭用ゲーム機、現品補充中」といった手書きの貼り紙は、確かにたまらない味がありますよね。

これは単なる趣味の空間ではなく、リョウさんとご家族の思い出が詰まった、まさに「記憶の博物館」と言えるでしょう。