人気アニメーション監督である細田守氏が監督・脚本を務めた最新映画『Scarlet 永無止境のスカーレット』。9月のヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映の評判も芳しくなく、11月21日に日本で公開されると、SNS上では「一方的」とも言える酷評の嵐が吹き荒れました。個人の好みはあれど、口コミの影響で興行収入が危ぶまれる事態となっています。
そんな中、映画の公式アカウントが更新され、本作が現在「大ヒット上映中」であると発表。あわせて細田守監督のインタビュー映像を公開し、再び物議を醸しています。

映像の中で「創作において最も大切にしていることは?」と問われた細田監督は、「監督という仕事は、もともと一人でできるものじゃない」と笑顔で語ります。「今、AIも発達してきて、本当に一人で作品を完成させられる人もいるかもしれない……でも、ぶっちゃけ一人で作っても面白くないじゃないですか」
続けて、「面白いのは、みんなで一緒に作るところ。いろんな才能を持った人が集まるからこそ、火花が散るんです。監督の仕事は、さまざまな分野の才能ある人々を集め、それぞれの能力を最大限に引き出してあげることだと思っています」と補足しました。
しかし、ネットユーザーからすれば、これだけ評判が悪い中での「大ヒット上映中」という宣伝文句には困惑を隠せない様子。公式側もネットでの評判が芳しくないことは把握しているはずで、まるで別世界の話のようです。
また、「監督の仕事はチームそれぞれの能力を最大限に引き出すこと」という監督の発言に対しても、作品の出来栄えを見る限り、そうは思えない…と懐疑的な声が上がっています。


中には、IMAXシアターに足を運んだところ、400席ある客席に自分一人しかいなかった、というユーザーも。「貸し切り状態」だったとのことで、こんな状況は初めて見たと驚きを隠せません。

もちろん、映画の好みは人それぞれですが、それにしても今回の『Scarlet 永無止境のスカーレット』の評判はあまりにも厳しいものがあります。発表によると、公開から4日間の興行収入は2億7000万円。一般的な映画としてはまずまずの数字ですが、細田守監督作品としては非常に厳しいスタートを切ったと言わざるを得ません。果たして実際の内容はどうなのか、気になる方はぜひ劇場でご自身の目で確かめてみてください…。