『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』の発売を控え、コナミが手掛ける今後の『メタルギア』シリーズの展開に、ファンから熱い視線が注がれています。

先日、『メタルギア』シリーズのプロデューサーを務める岡村憲明氏が、メディア『Real Sound』のインタビューに応じ、今後のシリーズ展開について言及。次の一手はまだ社内で議論中であり、リメイク路線を継続するかは未定とのこと。特にファンからの期待が高い『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』については、「現代のハードで実現するのは非常に困難な挑戦」と語りました。
岡村氏は、『MGSΔ』によって新しい世代のプレイヤーにアプローチできたと分析。この勢いを維持したいとしながらも、将来の企画はまだ「構想段階」であることを強調しました。
「次回作の形式はまだ決まっていません。別のリメイクになるかもしれないし、全く新しい企画になる可能性もあります。それぞれの作品に最適な再解釈の方法を見つけたいと考えており、『MGSΔ』の手法をすべてのタイトルに当てはめるつもりはありません」とコメントしています。

また、『MGSΔ』の開発にあたり、オリジナルのスタッフの多くがすでに退社していたため、新たな開発メンバーを集結させる必要があったことも明かしました。チームは、過去作の魅力を維持しつつ、現代のゲームとしての品質基準をクリアできる自信があるとし、現在、シリーズの今後の方向性を積極的に検討しているとのことです。
しかし、長年にわたりファンが待ち望んでいる『MGS4』のリメイクや移植の可能性に話が及ぶと、岡村氏の口調は慎重に。PlayStation 3時代の特殊なハードウェアアーキテクチャが大きな障壁になっていると指摘しました。
「当時の限られた技術で3D性能を引き出すため、PS3は非常に特殊なプログラミングを必要としました。そのため『MGS4』のプログラムコードもかなりイレギュラーなものになっています……。これを現代のプラットフォームで完全に再現するのは、真の挑戦になりそうです」
2008年に発売されて以来、他機種への移植が一切行われていない『MGS4』は、シリーズの中でも特に復刻が熱望されている一作です。長年ファンからリメイクを望む声が上がっていましたが、岡村氏の今回のコメントは、それが短期的に実現可能な目標ではないことを示唆しています。
コナミはまだ『メタルギア』シリーズの次なる一手を公式に発表していませんが、岡村氏はチームが実現可能な道を積極的に模索していることを明確にしました。
via: Real Sound