プラモデルでおなじみのBANDAIが、数年前から教育分野に進出しているのをご存知でしょうか。実は、小学校高学年向けの社会科見学の一環として、プラモデルの組み立てを体験できるオンライン授業を展開しているんです。
この取り組み、実は数年前から行われているのですが、意外と知られていない様子。そんな中、最近X(旧Twitter)でとある保護者の方が「娘が学校から“教材ガンプラ”をもらってきた!」と驚きの投稿をし、大きな話題を呼んでいます。大人も思わず「この授業、俺も受けたいんだけど!」と叫びたくなるような内容なんです。

話題の投稿によると、娘さんが学校から帰ってくるなり見せてくれた教材は、なんと『機動戦士ガンダム』のRX-78-2 ガンダムのガンプラ! これには投稿主さんも「今は小学校でガンプラが配られる時代なのか~」と感慨深げ。さらに娘さんから「先生が『これは転売しちゃダメだよ』って言ってた」と聞き、思わず笑ってしまったそうです。

この投稿には多くの反響が寄せられ、「自分たちが子供の頃は、プラモを学校に持っていったら没収されたのに…」「時代は変わったなぁ…」と、驚きと羨望の声が上がっています。

実はこれ、バンダイが2021年から展開している「ガンプラアカデミア」という出前授業の教材なんです。このプログラムは学校向けに無料で提供されており、子供たちにモノづくりの楽しさを伝えるとともに、ガンプラの生産工程やプラスチックのリサイクル、サステナビリティといったSDGsについても学んでもらうことを目的としています。
その理念を体現するように、教材として使われる「ガンプラトライアルキット」は、生産過程で出た廃材などをリサイクルした「エコプラ」でできています。通常のエコプラは黒一色などの単色成形が多いのですが、この教材用キットはリサイクル材を色ごとに分別して再生産した特別仕様! なんと、パーツの段階でカラフルに色分けされているんです。

つまり、塗装しなくても組み立てるだけで、あの見慣れたトリコロールカラーが再現可能! しかも接着剤は不要で、パーツも手でパチパチと外せる「タッチゲート」方式を採用。ニッパーすら要らないので、小学生でも安心して楽しめる、まさに授業にうってつけの親切設計となっています。

これだけ素晴らしい取り組みなのですが、残念ながら一部ではこの「教材ガンプラ」がフリマアプリなどで転売されているのが確認されており、心ない行為に眉をひそめる声も上がっています。

バンダイが教育分野にも非常に力を入れていることがわかるこの「ガンプラアカデミア」。開始当初は一部の学校での実施でしたが、年々協力校も増えているとのこと。子供たちがうらやましくなるのも無理はありませんね!