『チェンソーマン レゼ篇』聖地・神保町の公衆電話が花束でいっぱいに! 地元住民「花や私物を置かないで」と困惑の声

『チェンソーマン』初の劇場アニメとなる『チェンソーマン レゼ篇』は、各地で大ヒットを記録し、日本国内では興行収入100億円を突破。さらに昨年年末には、新作アニメ『チェンソーマン アサシン編』の制作も発表されました。

そんな『チェンソーマン』に登場するシーンのロケ地となった東京・神保町にある公衆電話ボックスには、連日多くのファンが列をなし、大量の生花で埋め尽くされるという珍現象が発生。映画公開以来、今もなお多くのファンが「聖地巡礼」に訪れています。作品を知らない人からは「まるで誰かが亡くなったみたいに花だらけだけど、一体何があったの?」といった声が上がり、SNSで大きな話題を呼んでいます。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の大ヒットを受け、ファンからは「神保町一帯が映画のシーンにそっくり!」と話題になり、作中に登場する多くの場所が聖地として巡礼の対象となり、海外ファンも駆けつけているようです。

中でも、主人公のデンジが公衆電話ボックスでレゼと出会い、花を渡すという印象的なシーンに登場する電話ボックスは、ファンの間で瞬く間に「聖地」として拡散されました。

映画公開から約4ヶ月が経過した現在も、日本のメディアが現地を訪れたところ、長蛇の列こそないものの、若者たちが記念撮影をする姿が見られました。電話ボックスの中には、数十本のガーベラが。包装紙に包まれたものやペットボトルに挿されたものもあり、ファンが映画のシーンを再現しようと持ち込んだものとみられます。

しかし、日本のSNS上では「一体何事!?」と困惑する声も少なくありません。「まるで誰かが亡くなったみたいに花だらけだけど、一体何があったの?」「5人くらいが電話ボックスを撮ってて、めちゃくちゃ異様な光景だった」「まさか『チェンソーマン』の聖地とは! びっくりした」といった声が上がっています。


また、電話ボックスの片隅には、小さな注意書きが貼られていました。日本語、英語、韓国語、中国語で書かれたその内容は以下の通りです。

「もし花や何かを持ってきても、ここに残さず、持ち帰ってください。彼女ももらった花を大切に持ち帰りました。もしこの場所があなたにとって大切なら、この公衆電話から電話をかけて、この場所が無くならないようにしてください。」

これに対し、電話ボックスを管理するNTT東日本は「この貼り紙は弊社が貼ったものではありません」とコメント。また、電話の使用量については「映画公開前と比較して、映画が原因とみられる大幅な使用量の増加は確認されていません」とのこと。

NTT東日本は、公式コメントとして次のように述べています。「作品をきっかけに公衆電話に興味を持っていただけたことは大変ありがたいです。しかし、公衆電話は現在も実際に利用されている公共施設です。ご来訪の際は、周囲の方々や他の利用者へのご配慮をお願いいたします。また、花や私物を現場に残すことはご遠慮いただき、ご理解とご協力をお願いできれば幸いです。」

実はこのエリアは基本的に学区であり、原作の舞台となった路地裏、神保町女坂周辺でも、先日、あまりにも多くの花やペットボトルが階段の通路に置かれていました。

そのため、地元住民は1月初旬に注意書きを掲示。「これらの花やペットボトルを放置しないでほしい。今後はゴミとして処分する」と呼びかけ、映画への愛は理解しつつも、地元住民の生活に支障をきたさないよう求めています。

聖地巡礼は作品ファンにとって特別な意味を持つものですが、それが地元の方々の迷惑になってしまっては本末転倒。もし今後、聖地巡礼に訪れる際は、記念撮影はOKですが、私物を残さず持ち帰るなど、周囲への配慮を忘れずに楽しんでくださいね。