日本フィギュアスケート界で、ファンの間で「ホゲータ三銃士」なる愛称で親しまれている男子選手がいます。そのキュートな呼び名の主は、三浦佳生選手、佐藤駿選手、そして鍵山優真選手。2026年冬季オリンピックの男子シングル代表に決定した彼らですが、この愛称が生まれたエピソードが今、再び注目を集めているんです。

「ホゲータ」とは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で初登場した、ほのおタイプのポケモン。彼ら3人とこのポケモンとの運命的な出会いは、2022年の全日本フィギュアスケート選手権で訪れました。
当時、三浦選手はショートプログラムでまさかの13位と出遅れ、絶体絶命のピンチに。そんな中、佐藤選手、鍵山選手と一緒に会場近くの大阪城公園を散歩した際、3人でお揃いのホゲータのぬいぐるみをゲット!「これがあれば大丈夫!」と互いに励まし合い、再び氷上へと向かったのです。

その結果、三浦選手はフリーで猛追し、総合6位に大躍進! 鍵山選手は怪我を抱えながらも8位、佐藤選手は4位と健闘しました。幼い頃から共に成長し、切磋琢磨してきた3人の選手が、この共通の経験と、あの真っ赤なポケモンによって、いつしかファンの間で「ホゲータ三銃士」と呼ばれるようになったんですね。
時は流れ、2025年の全日本選手権では、なんと3人が表彰台を独占! 日本男子シングルの顔として、その存在感を不動のものにしました。鍵山選手は北京オリンピックでの銀メダル獲得経験があり、三浦選手は爆発力のあるハイスピードな滑りが持ち味、そして佐藤選手は高難度4回転ジャンプの使い手として知られています。
そして今、3人は手を取り合ってオリンピックの舞台へ。「ホゲータ三銃士」という、ぬいぐるみから始まったささやかな物語が、彼らが世界の頂点を目指す上での、かけがえのないシンボルとなっているのです。
via: ファミ通.com