中国のイベントで『DEATH NOTE』コスプレイヤーが「高市早苗」と記入、動画が拡散し炎上「日本の文化で日本を批判するな」

近年、中国では『僕のヒーローアカデミア』や『名探偵コナン』、さらには『ポケモン』といった日本の人気作品が、「中国を侮辱した」として現地のファンやイベント主催者からボイコットされるなど、アニメやゲームのイベントにまで政治的な問題が持ち込まれるケースが相次いでいます。

そんな中、中国・成都で開催されたアニメイベントで撮影された一本の動画が、日本のSNS上で大きな波紋を広げています。『DEATH NOTE』のコスプレイヤーが、作中のノートに「高市早苗」氏の名前を書き込むという内容で、会場からは大きな歓声が上がっていました。この動画が瞬く間に拡散され、日本のネットは炎上。「なぜコスプレイベントに政治を持ち込むのか」「日本の作品を使って日本の政治家を貶めるなんて」と、困惑や批判の声が殺到しています。

動画では、主人公・夜神月に扮したコスプレイヤーがステージ中央で立ち止まり、ノートを取り出すと「高市早苗」と書き込み、そのページを観客に見せつけるように高く掲げています。すると会場は割れんばかりの大歓声に包まれました。

日本のコスプレ文化を楽しみながら、日本の政治家の名前をノートに書いて「処刑ごっこ」に興じる――。この行為に対し、日本のネットユーザーからはその神経を疑う声が多数上がっています。

ネット上では「日本の漫画のコスプレをして日本の政治家を攻撃するなんて、意味が分からない」「民度が低すぎる」など、その行為を非難するコメントが相次いでいます。

さらに興味深いことに、一部の日本のネットユーザーからは、最近の中国のアニメイベントでは『DEATH NOTE』はブラックリスト入りしているはずだ、という指摘も。なぜこのコスプレイヤーは堂々と活動できたのか、その素性や意図を訝しむ声も上がっています。

今回の騒動は、昨今の日中関係の緊張を改めて浮き彫りにした形となりました。アニメやゲームといったカルチャーの場にまで及ぶ対立が、根深い問題となっていることを示しているのかもしれません。