「日本に返さないで!」駐英日本大使がイギリスで人気爆発!現地コメンテーターもラブコールを送る事態に

「駐外大使」と聞くと、なんだかお堅くて国際情勢に目を光らせる、ちょっと近寄りがたいイメージがありますよね。しかし、現在イギリスに駐在している日本の鈴木浩大使が、そのイメージを覆す親しみやすさで現地SNSの人気者に!イギリスのネットユーザーから熱烈な歓迎を受け、ついには「どうか彼をイギリスに残してください!」なんてジョークまで飛び出すほど、日英両国で大きな話題となっています。

64歳の鈴木大使がイギリスでこれほど人気を集めているのには、SNSでの地道な活動が関係しています。2022年にロンドンへ赴任して以来、イギリス各地のイベントに合わせて頻繁に投稿。しかも、イギリスを代表する人気キャラクター「パディントンベア」のぬいぐるみをいつも持ち歩いて一緒に写真を撮るのが、すっかりお馴染みのスタイルになっています。

パブを訪れたり、地方の文化を体験したりするだけでなく、ウェールズ語で国歌を斉唱するなど、現地文化へのリスペクトを忘れません。その一方で、抹茶や折り紙といった日本文化も紹介し、イギリスのネットユーザーが楽しみながら日本に親しめるような投稿を続けています。

最近、特にXで注目を集めたのが、バーミンガムのパブで「Black Country Ale」を味わう投稿です。写真には、地元のパブでジョッキを豪快に掲げる、なんともリラックスした大使の姿が。この投稿が公開されるやいなや瞬く間に拡散され、イギリスのネットユーザーから称賛のコメントが殺到しました。

コメント欄には「なんて親しみやすいんだ!」「イギリス文化を心から楽しんでくれているのが伝わってくる」といった、大使の気さくな人柄を絶賛する声が溢れました。

なんと、イギリスの政治コメンテーターであるリー・ハリス氏までが「親愛なる日本へ。彼を我々にいただけないでしょうか? 敬具、イギリスより」とポスト。もはや国を挙げての引き抜き(?)が始まっています(笑)。

他のユーザーからも「この仕事、天職でしょ」「そこらの英国人よりイギリスを愛してくれてる」「もう英国籍をあげようよ」「彼はもはやイギリスの国宝だ」といったコメントが相次いでいます。

この盛り上がりは日本にも伝わり、ネットユーザーたちは冗談半分で心配の声を上げ始めました。政治学者の鈴木一人氏はSNSで「駐英大使、本当に帰ってこないのでは……」と投稿し、大きな反響を呼んでいます。また、在英日本人からは「大使が両国の交流のためにここまで尽力してくださる姿に感動します」といった声も寄せられています。


「国宝」という呼び名が定着するにつれ、ネット上ではさらにユニークなネタ合戦が勃発。「宝物なら、そのうち大英博物館に収蔵されちゃうんじゃないか?」というジョークが飛び出すと、すかさず誰かが架空の「展示品解説プレート」を作成。そこには「日本からの愛を一身に受けた特命全権大使(生体展示)」と書かれていました。

日本のネットユーザーも、この駐英大使の活躍を大絶賛。イギリス国民からこれほどまでに愛されるというのは、並大抵のことではありませんからね。

今回の騒動はジョークから始まったものですが、鈴木大使がイギリス社会でいかに高い好感度を得ているかを物語っています。「どうか帰らないで」から「大英博物館に収蔵されるかも」まで、このユーモアあふれる一連のやりとりは、日英関係に心温まるエピソードを加えてくれました。

SNS時代において、外交官が日々の発信を通じていかに人々と心の距離を縮めることができるか。鈴木大使の例は、その大成功例と言えるのかもしれません。

via: togetter