『バイオハザード レクイエム』日本版の「黒塗り規制」が物議! 頻繁な画面遮蔽にプレイヤーから不満の声

『バイオハザード レクイエム』が先週末に世界同時発売され、シリーズおなじみの陰鬱な雰囲気と、より過激になったホラー演出で、メディアやプレイヤーから高評価を獲得しています。しかし、多くの地域では無修正版が提供される中、日本版だけが、その表現規制を巡って物議を醸し、SNSでトレンド入りするほどの話題になっています。

本作は、暴力描写やゴア表現が大幅に強化されており、戦闘中には血しぶきや人体欠損の描写が大量に登場します。『バイオハザード』シリーズは長年、グロテスクな表現で定評がありますが、『レクイエム』はビジュアルの衝撃度がさらにアップしている印象です。

ところが、この過激な表現が日本の審査基準の許容範囲を超えてしまったようです。プレイヤーからの報告によると、日本版のゲームはプラットフォームを問わず、特定のシーンで過激な流血や残虐なシーンが、大きな黒い四角で覆い隠されているとのこと。

ゲーム自体が暴力的なシーンの連続であるため、この黒塗り表現は、主要な戦闘やストーリーの要所で頻繁に登場します。多くの日本人プレイヤーがSNS上で不満を表明しており、「黒い四角が頻繁に出てきて気が散る」「シーンをカットされるよりも違和感がある」といった声が上がっており、没入感を著しく損なっていると指摘されています。

これまでの『バイオハザード』シリーズの日本版では、血液の色調整やカメラアングルの変更、特定アクションの削除といった手法で、過激なシーンを処理するのが一般的でした。今回、あからさまな黒塗り表現が採用されたことは、一部のプレイヤーには受け入れがたいものとなっているようです。オリジナルの演出テンポは維持され、ストーリーが丸ごと削除される事態は避けられたものの、視覚的な邪魔が強すぎて、かえって恐怖感が薄れるという意見も少なくありません。

現時点では、カプコンは日本版の審査基準や今後の対応について、公式な声明を発表していません。日本のプレイヤーにとっては、現状のバージョンでプレイを続けるしかない状況です。今回の騒動は、地域による審査基準の違いがもたらすギャップを改めて浮き彫りにしました。『レクイエム』の話題性が高まる中、日本版の表現規制問題に今後動きがあるのか、公式からのアナウンスが待たれます。


via: IGN