『バイオハザード』シリーズの最新作『バイオハザード レクイエム』の発売で、レオン・S・ケネディが再びネットの注目を集めています。より成熟し、どこか哀愁漂うその姿に多くのファンが熱狂。SNSでは、ファンが編集した動画や、彼の魅力を前面に押し出した「thirst trap」(色気で釣る投稿)コンテンツが大量に投稿される事態になっています。

しかし驚くべきことに、レオンの声を担当する声優のニック・アポストリデスさんは、これらの動画をすべてチェック済み。ファンの熱狂ぶりにユーモアたっぷりに応えました。
ニックさんは先日、『PC Gamer』のインタビューでファンカルチャーについて語り、ネット上にあふれるレオンのミームや「セクシー動画」にはすっかりお馴染みだと笑いながら明かしました。ニックさんは「面白いですよね。例のthirst trap動画、全部見てますよ」とコメント。さらに「2019年からずっと見てますから、もう7年くらいかな。だから今さら驚きはないんですが、表現方法がどんどん進化してますよね」と続けました。

ニックさんは、最新作のレオンが渋い大人のキャラクターになったことで、ファンの反応がさらに熱を帯びていると笑います。
「だって、今のレオンは『イケおじ』バージョンですからね」とニックさんは語ります。
『バイオハザード レクイエム』でレオンのビジュアルが初公開された際、多くのファンは彼がもはや若き警官ではなく、年輪を重ねた「セクシーなイケおじ」になっていることに気づきました。このキャラクター造形について、カプコンは以前、開発チームの女性スタッフの意見が反映されていると明かしていました。ニックさんは「彼女たちのおかげで、今作のレオンはとんでもなくクールに仕上がったんですよ」と話しています。
この大人気キャラクターの声を演じることについて、ニックさん自身は非常にユーモラスに捉えているようです。彼は笑いながら「なんだか笑っちゃいますよね。僕の人生が、自分より無限にカッコいいアバターを演じることになって、しかもそのアバターがみんなのセックスシンボルになってるなんて」と語り、「レオンは昔から目の保養でしたけどね。たぶんゲーム界で最高の髪型をしてるんじゃないかな。あの90年代のボーイズグループみたいなサラサラヘアは、きっと永遠になくならないでしょうね」と付け加えました。
外見の変化だけでなく、『バイオハザード レクイエム』ではレオンのキャラクター設定もより深みを増しています。ニックさんによると、今回の役作りでは、レオンが50歳を過ぎ、かつてのように無鉄砲に危険へ飛び込んでいける新人ではないことを意識する必要があったそうです。
「今のレオンは51歳くらい。クリーチャーとの戦いには百戦錬磨ですが、同時に、一つ一つの戦いが最後になるかもしれないと覚悟しているんです」とニックさんは語りました。