今年1月に85歳を迎えたアニメーション監督の宮崎駿さん。本日(3月17日)、東京のスタジオジブリにて、宮崎監督が自ら手がけた立体作品「パノラマボックス」の一部が初めてメディアに公開されました。イベントには宮崎吾朗さんとプロデューサーの鈴木敏夫さんも登壇し、85歳にしてなお創作意欲に燃える巨匠の近況を語ってくれました。

今年1月に85歳になった宮崎監督について、鈴木さんは「もうそろそろかなと思っていたら、とんでもない。今、ものすごく元気です」とニッコリ。吾朗さんも「血液検査の数値が59歳の僕よりいい。とんでもないですよ」と、その超人ぶりを明かしました。
さらに鈴木さんによると、宮崎監督は最近「むしろ反射神経が速くなっている」そうで、企画の相談を持ちかけても話が終わらないうちに答えが返ってくるほど反応が速いとのこと。そして今も「まだまだ現役で作りたい」という気持ちが非常に強く、「映画を作りたい」とストレートに口にしており、創作意欲の衰えは全く感じられないそうです。
ただ、鈴木さんは年齢による変化も率直に語り、天候や体調によって気分やモチベーションが左右されることもあるとコメント。「皆さんの期待は承知していますが、これからどうなるかは本当にわからない。ものづくりとは、何が起こるかわからないものですから」と、今後の活動については含みを持たせました。
今回公開された「パノラマボックス」は、箱の中に何層もの絵を重ねて配置した立体作品で、外からのぞき込むと、まるで映画のワンシーンのような奥行きのある世界が広がるというもの。この手法は、アニメーションで使われる「マルチプレーン・カメラ」の考え方に近いそうです。
宮崎監督は制作にあたり、子供の頃にこうした「パノラマボックス」作りに夢中になったと語っていたとのこと。吾朗さんによれば、そのインスピレーションの源は、昔のキャラメルの箱についていた立体的な印刷デザインだとか。これらの作品はジブリパークでの展示用に制作されたもので、内容は『風の谷のナウシカ』から『君たちはどう生きるか』までの長編作品に加え、短編や新作3点を含む全31点。すべて宮崎監督自身が描き下ろしたもので、2026年7月8日より、パーク内にて全点が展示される予定です。






85歳にしてこのバイタリティ、そして企画に即レスできる瞬発力、マジで半端ないって(笑)。宮崎監督の「引退しない、まだまだ作る」宣言、どうやら本気中の本気のようですね。
via: oricon news