『機動戦士ガンダム』の「ハロ」が宇宙へ! 大河原邦男氏デザインの宇宙ロボットをISSに送るクラウドファンディング企画が始動

宇宙ベンチャー企業のSpace Entry株式会社は4月7日、『機動戦士ガンダム』でおなじみのマスコットロボット「ハロ」をモチーフにした、自律型宇宙ロボット「みんなのハロ」を国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げるプロジェクトを発表しました。メカニックデザイナーの大河原邦男氏がデザインを手がけ、日本の実験棟「きぼう」で長期ミッション「HELLO, HARO」に挑みます。

このプロジェクトはクラウドファンディングを通じて支援者を募集しており、その名の通り、まさに「みんなのハロ」を実現しようというもの。支援者はプランに応じて、実験の様子を見学したり、ロケットの打ち上げに現地で立ち会ったりする機会も得られるとのことです。

この「ハロ」は、メカニックデザインの巨匠・大河原邦男氏が自らデザイン。原作のハロをベースに、現実の宇宙技術を盛り込んで設計されています。株式会社バンダイナムコフィルムワークスなども協力しており、人気IPと宇宙テクノロジーが融合した一大プロジェクトとなっています。

なぜ「ハロ」が選ばれたのでしょうか? 公式サイトによると、多くの人が子供の頃にガンダムを見て宇宙に憧れを抱いた経験があり、「ハロ」はその夢の象徴であるとのこと。ガンダムを知っている人も知らない人も、このキュートで直感的なキャラクターを入口に、宇宙開発へ興味を持つきっかけになってほしいという願いが込められています。

今回のミッションでは、「みんなのハロ」をISSに送り届け、以下の3段階のテストが実施される予定です。

1. 地上での模擬試験(宇宙環境をシミュレート)

2. 微小重力下での試験(無重力状態で正常に機能するか確認)

3. コミュニケーション機能試験(宇宙飛行士やユーザーとの対話をシミュレート)

これらのデータは、将来の宇宙ロボットや関連産業の発展に役立てられます。

無重力環境での移動を実現するため、「みんなのハロ」はアイコニックな球体の外観を維持しつつ、推進用のプロペラ(360度移動可能)や各種センサー、そしてAIによる対話機能を搭載。デザイナーとエンジニアチームが共同で調整を重ね、宇宙での使用要件を満たす設計となっています。

クラウドファンディングを通じて「ミッション参加資格」を得ることで、ロボットの開発・組み立て過程や、打ち上げ前の試験、さらには打ち上げイベントへの現地参加、そして宇宙での運用に関連する体験など、様々な形でプロジェクトに直接関わることができます。募集は2026年4月14日より開始予定です。

このプロジェクトが掲げるのは「誰もが宇宙ミッションに参加できる」というコンセプト。開発から試験、打ち上げ、そして宇宙での実際の運用まで、全プロセスを一般の人々が体験できる機会を提供します。まさに「誰かが宇宙へ行くのを見る」時代から、「自分も宇宙計画に参加する」時代への転換点と言えるでしょう。宇宙がもはや遠い夢ではなく、誰もが関われる身近なフィールドになるかもしれませんね!

興味のある方は、まずはクラウドファンディングのページをチェックして、4月14日の募集開始を待ちましょう。

via: 「大家的哈囉」Campfire募資頁面