武内直子先生による不朽の名作、戦う魔法少女アニメ『美少女戦士セーラームーン』。誕生から34年以上が経った今でもその人気は衰えず、日本国内はもちろん、海外にも多くのファンを持つ作品です。
そんな中、先日アメリカ航空宇宙局(NASA)がフロリダ州のケネディ宇宙センターから有人宇宙船「オリオン」の打ち上げに成功。この「アルテミス2号」計画の管制室を映したライブ配信で、なんと『美少女戦士セーラームーン』に登場する「アルテミスのぬいぐるみ」が発見され、さらにスタッフが同作のネックストラップを着用している姿まで映り込み、ネット上で大きな話題に。「これはヤバいw」「NASAにも同志がいた!」と世界中のファンが沸き立ちました。

NASAの公式YouTubeチャンネルでは、管制室の様子や打ち上げの瞬間がライブ配信されていました。すると、通信担当官(CAPCOM)のいるエリアで、目の肥えた視聴者が『美少女戦士セーラームーン』の猫キャラクター、アルテミスのぬいぐるみを発見!
さらに面白いことに、このアルテミス、打ち上げ前日は棚の下に置かれていたのですが、打ち上げ当日にはなんと棚の上に移動。まるでミッション成功を祈願して「昇格」したかのようで、これまた注目を集めました(笑)。
▼ 打ち上げ前日

▼ 打ち上げ当日、しっかり上段に!

しかも、今回のミッション名は「アルテミス」計画。そう、ぬいぐるみと同じ名前なんです! この粋な計らいに、日本のファンからも「最高のオマージュ!」「まさか宇宙開発の最前線で日本のサブカルに触れるとは…」「さすが世界のセーラームーン!」といった歓喜の声が上がっています。
そしてぬいぐるみだけでなく、画面に映るスタッフの首元には、堂々と『美少女戦士セーラームーン』のネックストラップが! どう見ても筋金入りのファンです(笑)。このぬいぐるみを「お守り」として置いたのも、きっとこの方に違いありません。
この注目を集めたスタッフは、元宇宙飛行士のスタンレー・G・ラブさん(60歳)。現在はオリオン宇宙船などのコックピットディスプレイや制御システムの開発に携わっているとのこと。驚くことに、NASAの公式サイトのプロフィールには、趣味として「アニメ鑑賞」と明記されており、以前からこのネックストラップを愛用している姿が目撃されていた、ガチのファンだったのです。


今回の有人月探査ミッションは、1972年12月のアポロ17号以来、実に54年ぶりとなる歴史的なもの。オリオン宇宙船は4名の宇宙飛行士を乗せ、約10日間かけて月を周回し地球へ帰還する計画です。
そんな国家の威信をかけた超重要なミッションが、『美少女戦士セーラームーン』というほっこりする小ネタで注目を集めたのは面白いですね。アニメ愛に年齢や国境、そして職場は関係ない! 60歳のNASAエリート職員が堂々と「好き」を貫く姿に、なんだか勇気をもらえます(笑)。