海外メディアが『Pragmata』のダイアナを巡る「性的消費」に警鐘! コミュニティからは「過剰解釈」と反発の声、対立が激化か

海外ゲームメディア『TheGamer』が先日、『Pragmata』のレビュー記事を掲載しました。その中で、作中キャラクター「ダイアナ」がネット上で「性的な消費」の対象となっている現状を批判し、こうした風潮を「常態化すべきではない」と警鐘を鳴らしています。

同メディアは、キャラクターに魅力を感じるのはごく自然なことだとしつつも、「性的な魅力」がゲームの主要な、あるいは唯一の価値となってしまうと、議論の場が狭まり、排他的になると指摘しています。

記事を執筆した『TheGamer』のStacey Henley編集長は、『Pragmata』に登場する、幼い姿のサイボーグキャラ「ダイアナ」が、一部コミュニティで過度に「性的な消費」の対象となっていると指摘。Redditの関連スレッドが「未成年者への性的コンテンツ」を理由に閉鎖される事態にまで発展したと明かしました。これは一部プレイヤーの行動が「一線を越えている」だけでなく、こうしたコンテンツが「アンダーグラウンドから表舞台へと進出しつつある」ことを示しており、懸念を表明しています。

記事ではさらに、現在のネット文化が「あらゆるキャラクターを性的に消費する傾向にある」と批判。この傾向に迎合しない作品には「特定のレッテルを貼り」、ゲームの議論を対立構造に陥らせていると指摘しました。

また、『TheGamer』は、キャラクターの外見を巡る同様の議論が、韓国のゲーム『Stellar Blade』など他の作品でも以前から存在するとしつつも、『Stellar Blade』の場合は「成人女性キャラクター」が対象であるのに対し、『Pragmata』はキャラクター設定上、よりデリケートな問題であり、「一般的な文化論争の範疇を超えている」との見解を示しています。

しかし、このレビュー記事は一部のプレイヤーから強い反発を招いています。あるネットユーザーは、『TheGamer』の主張が「極端な事例に基づいている」とし、「主流のプレイヤーの意見を反映していない」と指摘。「これは存在しない問題だ」と一刀両断しました。

また別のユーザーは、開発チームがダイアナを裸足にデザインしたのは、エネルギー補充メカニズムなど「キャラクター設定上の理由」に過ぎず、「特定の嗜好に意図的に迎合したわけではない」と指摘。関連する解釈は「あまりにも牽強付会だ」と批判しています。

さらに、同メディアの立場が「偏見に満ちている」と批判するコメントも。「現在のゲームレビュー環境は過度に政治的だ」との意見や、「こうした見解はプレイヤーとメディア間の信頼を損ねている」と、やや過激な口調で訴える声も上がっています。一部の反応は文化的な側面に目を向け、「ゲームにおける『少女を守る』という物語は、ごく一般的で自然な感情表現であり、問題として過度に解釈されるべきではない」との見解を示しています。

議論が白熱する中、『Pragmata』とダイアナを巡る論争は、キャラクターデザインそのものから「プレイヤー文化」と「欧米メディアのスタンス」の対立へと拡大。この問題は、しばらくの間収束しそうにありません。

via: TheGamer