吉田修平氏がPlayStation Studios責任者退任の真相を激白!「とんでもない要求」を拒否し解職か

2026年に開催された「ALT: GAMES」にて、吉田修平氏が2019年にPlayStation Studiosの責任者を退任した経緯について初めて言及し、当時のCEOであるジム・ライアン氏からの「とんでもない要求」を拒否した結果、解職されたと明かしました。この衝撃的な告白は、業界内外で大きな波紋を呼んでいます。

吉田修平氏は、ソニーを代表するベテランゲームクリエイターです。『グランツーリスモ』や『サルゲッチュ』といった名作の開発に携わり、2008年にはPlayStation Studiosのトップに就任。第一線で活躍する開発チームを率いて、『ゴッド・オブ・ウォー』、『アンチャーテッド』、『The Last of Us』、そして『Ghost of Tsushima』など、数々のPlayStationを象徴する作品を世に送り出してきました。まさにPlayStationの黄金期を支えた重要人物と言えるでしょう。

しかし、11年間にわたる第一線での開発統括の後、ジム・ライアン氏との意見の相違により、その職を解かれたと吉田氏は語ります。ライアン氏が提示した一部の経営方針は、彼にとって到底受け入れられるものではなく、その実行を拒否したことが最終的な職務変更につながったとのこと。PS1時代からの付き合いである二人の関係性は、常に一筋縄ではいかないものだったと振り返っています。

責任者退任後も、吉田氏はソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)に残り、インディーゲームの支援や連携を推進する役割を担いました。そして2025年、31年にも及ぶソニーでのキャリアに終止符を打ち、正式に退職。この一連の出来事は、PlayStation内部の戦略転換を改めて浮き彫りにしています。

近年、ジム・ライアン氏とハーメン・ハルスト氏が主導するSIEは、ライブサービス型ゲーム市場への積極的な参入を進めていますが、その成果は芳しいとは言えません。特に『コンコード』の不振は、この戦略に対する疑問符を投げかける形となりました。 業界内では、吉田氏が当時反対した方向性こそが、現在のライブサービス戦略への過度な傾倒と関連しているのではないか、との推測が飛び交っています。

さらに、Bluepoint Gamesなどのスタジオ閉鎖や大規模な人員削減が相次いでおり、今後のソニーがどのような発展戦略を描くのか、次世代機が目前に迫る中で、業界の注目がますます集まっています。

via: Wccftech