「もし、あのキャラクターが実在したら…?」そんな想像を掻き立てるユニークな年表サイト「Character Chronicle」が、X(旧Twitter)で大きな話題を呼んでいます。「二次元キャラの生年で日本&世界史を学ぶ」というコンセプトで、歴史上の出来事とキャラクターの誕生年を並べて見ることができ、思わぬ発見があると注目を集めているんです。
このサイトを制作したのは、Xユーザーの「ホームズクラブのgisyo」さん。普段はTRPGのシナリオ執筆や動画制作など、多岐にわたって活動されています。
「Character Chronicle」では、1849年から1922年までの74年間を対象に、日本史と世界史の主な出来事を時系列で掲載。そこに、様々な作品のキャラクターたちの生年が、まるで歴史上の偉人のように並べられているのが最大の特徴です。さらに英語版にも対応しており、海外のファンにも配慮されています。

例えば、年表の始まりである1849年には、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の主人公・緋村剣心が誕生。
同じ年には、日本史では「佐久間象山が電信実験に成功」、世界史では「カリフォルニア・ゴールドラッシュが本格化」といった出来事が記録されています。
時代を進めて1854年を見てみると、かの名探偵シャーロック・ホームズが誕生。同年、日本では「日米和親条約の締結(日本の開国)」があり、世界ではソローの『ウォールデン 森の生活』が出版されました。各項目はクリックすると詳細な解説が表示されるなど、作り込みも非常に丁寧です。

中でも特に話題を呼んだのが、1898年生まれの『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃん・さくら友蔵と、その翌年1899年生まれの『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎。作中ではおじいちゃんと少年で、全く世代が違うように感じますが、実はたったの1歳差! この意外な事実にネットでは驚きの声が上がっています。
もちろん、キャラクターの生年は公式設定が不明確な場合、作中の描写などから推測されているものもあるため、あくまで「お楽しみ」として捉えるのが良さそうです。それでも、知っているキャラクターがいるだけで、難しい歴史の出来事がスッと頭に入ってくるから不思議ですね。

制作者のgisyoさんによると、このアイデアは、以前に制作して好評だった、シャーロック・ホームズシリーズの出来事を時系列でまとめたサイト「Sherlock Chrono-Navigator」がきっかけになったとのこと。

ホームズ作品をあたかも史実のように分析する「シャーロキアン」と呼ばれるファン文化は有名ですが、今回はジャンルを広げたことで、より多くの人々の心に響いたことに、ご自身も少し驚いているそうです。
ホームズだけでなく、様々な作品のキャラクターを取り入れたのは、「より多くの人に歴史へ興味を持ってもらうため」。キャラクター選定の基準は「有名な架空の人物」としつつ、特定のジャンルや年代に偏らないよう配慮したと語っています。
ちなみにgisyoさん曰く、もう一つの面白い発見は、『ゴールデンカムイ』の杉元佐一と『X-MEN』のウルヴァリンが同じ年に生まれていること。これには思わず「不死身の生まれ年」とコメントされています。

歴史の勉強にも、新たな「推し」の発見にも繋がるかもしれない「Character Chronicle」。皆さんもぜひサイトを訪れて、現実とフィクションが交差する不思議な偶然を探してみてはいかがでしょうか。
via: Character Chronicle