『機動戦士ガンダム』のキャラクター、ブライト・ノアをテーマにしたマネジメント本「ブライト・ノアの逆転マネジメント術」が、5月20日に発売されることが発表され、ネット上で大きな話題を呼んでいます。

本書は星海社から刊行され、「宇宙世紀最強の中間管理職」とも称されるブライト・ノアが、いかにして混乱した状況下でチームを率い、成果を出し続けたのかを徹底分析。彼が『機動戦士ガンダム』で初登場した際の未熟な艦長から、戦局を安定させられる頼れる指揮官へと成長していく過程に焦点を当て、そのリーダーシップとマネジメントの要点を解き明かします。「アムロでもシャアでもない男」というキャッチコピーが示す通り、天才ではない彼が極限状況で組織の力を引き出し、結果を出し続けた思考法は、「部下を持つすべてのビジネスパーソン」にとって必読の職場指南書とされています。
著者は、企業戦略や組織論を専門とする経営コンサルタントの鈴木博毅氏。「なぜ、勝てる組織と負ける組織があるのか」を長年研究しており、ビジネス書作家としても高い知名度を誇ります。

しかし、このニュースがSNSで拡散されるやいなや、意外にもツッコミの嵐が巻き起こりました。その矛先のほとんどは、ブライトの「家庭環境」に向けられていたのです。
ネットユーザーからは「彼にマネジメントを語る資格があるのか?」「仕事はできるけど、子育ては完全に失敗してる」「息子がテロリストになって処刑されたのに、成功者と言えるのか?」「一年戦争後も大して重用されず、上層部にいいように使われていただけ」といった辛辣な意見が続出。ブライトをマネジメントの模範とすることに疑問を呈する声が相次ぎました。

さらに、「息子を処刑台送りにしといて逆転もクソもないだろ」「家庭を犠牲にするマネジメントなんて、今の時代に通用するのか?」といった皮肉めいたコメントも見られ、キャラクターの人生全体に対する評価については、多くのファンが懐疑的な見方をしているようです。


また、ブライトのキャリアについて「中間管理職には違いないけど、艦長ってポジションは結構特殊だよね」「天才たちに囲まれて、なんとか踏ん張って仕事をやり遂げた人ってイメージ」といった声や、果ては「周りの環境に流されて、必死に大人の役割を演じていただけ」という厳しい指摘も上がっています。

もちろん、あの有名な「アムロを殴るシーン」を思い浮かべる人も多いでしょう。現代の価値観からすると、こうした指導法には賛否両論あるようです。

いずれにせよ、アニメキャラクターを題材にしたこのビジネス書は、まず話題性という点では大成功を収めたと言えるでしょう。ブライトの仕事上の有能さは多くの人が認めるところですが、その人生の選択と家庭の結末については、「尊敬はするけど、ああいう人になりたいとは思わない…」と感じるネットユーザーも少なくないようです。
とはいえ、ガンダムのキャラクターをテーマにしているだけあって、普通のビジネス書より注目を集めやすいのは確か。果たしてその中身やいかに、実際に手に取って判断してみてはいかがでしょうか(笑)。