俳優の山田孝之さんが、オーストラリアと日本の合作で制作される超自然ラブストーリー『Tanabata: The Evening of the Seventh』で主演を務めることが明らかになりました。本作はオーストラリアの制作会社 Titantale Film が手掛け、現在撮影が進行中です。七夕、輪廻転生、そしてSF的な超常現象を織り交ぜた、国境を越える壮大なプロジェクトとなっています。
『Tanabata: The Evening of the Seventh』はオーストラリア側が全額出資し、日本の制作パートナーと協力して撮影が進められています。物語の舞台は、江戸時代の日本、1865年のニューサウスウェールズ、そして2027年のオーストラリアという、三つの異なる時代。同じ魂が時代を超えて転生を繰り返し、愛と記憶、そして所有欲が渦巻く宿命のループから逃れられない様を描きます。

山田さんが演じるのは、現代パートの主人公・Takayuki。彼は絶大な影響力を持つ日本の巨大IT企業のトップという役どころです。物語は、彼が幾世にもわたって愛し、そして常に所有しようとしてきた女性の、現代における転生した姿を探し出すところから展開。七夕の夜、彼の強すぎる執念が運命の扉をこじ開け、二人は逃れられないはずの宿命へと再び引きずり込まれていくのです。
脚本・監督を務めるジリアン・ロバーツ氏は、本作が「人の内なる世界もまた、時間や空間、次元を超えて旅をする外なる世界と同じように存在する」という信念から生まれたと語ります。
「七夕は、愛と記憶、そして一生涯を超える繋がりを描くこの物語にとって、これ以上ないほど完璧な、感情的かつ精神的な核となりました」とコメント。さらにロバーツ監督は、風景や祖先の血筋、そして目には見えない力を通じて、詩的で美しい映像のロマンチックなドラマを創り上げることを目指しているとのことです。

本作の撮影は3段階に分けて行われ、第1段階は2025年12月に完了。続く第2段階となる日本での撮影が今年5月20日から開始されており、第3段階は10月に再びオーストラリアで行われる予定です。
via: Variety