昨年から放送された、柴田ヨクサルの同名漫画を原作とする『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』は、『仮面ライダー』の要素と高品質なアニメーションを組み合わせた作品として、多くの注目を集めた。
そんな中、日本の警察は17日、他人に「ショッカー」の衣装を着せ、買い取り専門店を襲わせようとした強盗未遂事件で、指示役とみられる男2人を逮捕した。実行役の男は事件後に有罪判決を受けており、事件発生から約2年を経て、主犯格とみられる人物の逮捕に至った。報道を受け、Xでは「東島丹三郎が必要だ!」といった冗談も飛び交っている。

日本メディアの報道によると、事件が起きたのは2024年6月。「仮面ライダー」に登場する悪の組織「ショッカー」の衣装を着て包丁を持った男が、新潟市中央区の買い取り専門店に押し入り、店員を脅して金を要求した。実行役だった当時20歳の男は、2024年10月に執行猶予付きの有罪判決を受けている。また、昨年6月には、SNSを通じて実行役を勧誘した当時29歳の男も逮捕された。
警察によると、今回逮捕された熊倉容疑者と林容疑者は、事件の指示役で、いずれも主犯格とみられている。警察は捜査に支障が出るとして、2人の認否を明らかにしていない。
このニュースが報じられると、日本のXユーザーからは「本当にショッカーの格好で強盗をする人がいるとは」「『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』の話かと思ったら現実だった」など、現実がフィクションに追いついてしまったようだと驚く声が相次いだ。



また、「いやマジかよ、東島さん出番です」と冗談を飛ばすユーザーも。こうした悪人に立ち向かうには、クマさえ恐れるほどの強さを持つ東島丹三郎のようなヒーローが必要だとして、彼がいればショッカー姿で悪事を働く者も現れないのではないかと盛り上がっていた。


一方、ファンからは「ショッカーへの風評被害やめろ」「仮面ライダーのブランドに泥を塗るようなことをしないでほしい」と、苦笑交じりに訴える声も寄せられている。


もちろん、こうした犯罪行為は決して許されるものではなく、背後に指示役まで存在し、「ショッカー」の衣装を使って事件を起こしていたことには驚かされる。『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』の物語は一見すると荒唐無稽にも思えるが、現実の社会でも時にはフィクションさながらの奇妙な事件が起きてしまうようだ。