ジェイク・ギレンホール、行動制御不能で製作費2600万ドルを損失か!監督が認める「意見の相違があった」

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映画『預言者』の脚本家として知られるフランスのトマ・ビデガン(下図)が、昨年12月に監督3作目となる長編映画『Soudain Seuls』をフランスで公開した。公開から1ヶ月あまりが経った先日、フランスの雑誌「Technikart」が、同作で当初主演を務める予定だったジェイク・ギレンホールが降板するまでの奇妙な行動により、製作費として2600万ドルもの損失が出た、と報じた。

最終的にフランス語で撮影された『Soudain Seuls』は、当初ハリウッド俳優を起用する予定で、マーゴット・ロビーも出演に興味を示していたという。その後、ギレンホールとヴァネッサ・カービーが主演として参加(ギレンホールはプロデューサーも兼任)し、2021年の撮影開始が計画されていたが、最終的に両者とも降板。ビデガン監督はフランス語での製作に切り替えることを決断した。

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「Technikart」によると、ギレンホールは準備期間中、気まぐれな決断を繰り返し、一度決定した計画を覆したり、脚本の書き直しを何度も要求したりして、製作陣を大いに悩ませたという。特に撮影開始の8週間前からはその行動が顕著だった。また、製作陣は、彼が撮影用の車の色を「赤でも白でもない色」に強くこだわったことや、セットを組むスタッフは車中泊をさせ、自分たちと同じホテルに宿泊させなかったこと(新型コロナウイルスをホテルに持ち込むことを懸念したため)にも不満を漏らしている。ギレンホールはリハーサル中、監督に大声で怒鳴りつけたり、ロケハン中に突然服を脱いで海に飛び込んだりしたとも報じられた。

撮影開始が目前に迫っていたにもかかわらず、監督との意見の相違があまりにも大きかったギレンホールは、結局土壇場で降板を決意。これにより監督は製作の中止を余儀なくされ、他のプロデューサーに「9月には予定通り撮影を開始できない…2600万ドルがこうして消えてしまった」と嘆いたという。

(画像:Harper's BAZAAR)

これらの報道が数日間広まった後、ついにビデガン監督が釈明に乗り出した。彼は先日、米メディア「Variety」に対し、カービーとギレンホールとの決別は、単に意見の相違によるものであり、彼らのプロ意識に欠ける行動が原因ではないと強調した。さらにビデガン監督は、『Soudain Seuls』が2600万ドルの予算を失ったという報道についても否定。当時、映画はまだ撮影開始前で、プリプロダクションさえ始まっていなかったと説明した。

ビデガン監督によると、彼とカービー、ギレンホールは実際に会ったのは数回で、ほとんどの時間は週に一度のビデオ会議で話し合いをしていたという。しかし、実際に顔を合わせて台本の読み合わせをした際、互いの脚本に対する考え方に大きな隔たりがあることに気づいたと監督は認めた。カービーとギレンホールは修正したい内容がどんどん増えていき、ビデガン監督は双方の意見を統合しようと試みたものの、最終的にはうまくいかないと感じ、製作中止を決断したという。  

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ギレンホールは『Soudain Seuls』を自然への愛をテーマにした映画にすべきだと考えていた一方、カービーはより明確なフェミニスト的視点と、より過激な結末を望んでいたという。ビデガン監督はこれに対し、自身の構想は彼ら二人の立場の中間に位置しており、この映画が自然への愛を伝えるものであり、確かに強靭な女性キャラクターも含まれていると語った。  

ビデガン監督は、製作中止後しばらくしてカービーから連絡があり、この脚本の製作権を買い取り、自身の製作会社で製作したいと申し出があったことを回想したが、監督はこれを断った。ビデガン監督は、この実現しなかったコラボレーションについて「私たちフランスの映画製作の方法は、アメリカとは大きく異なる」と結論づけている。


via: Technikart Variety