(画像:パラマウント・ピクチャーズ)
『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック監督が、自身の回顧録『Hits, Flops, and Other Illusions:My Fortysomething Years in Hollywood』を出版し、数十年にわたる映画製作での苦悩、成功、そして挫折をファンと分かち合っている。その中でズウィック監督は、トム・クルーズと二度目のタッグを組んだ『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の興行成績が振るわなかった可能性のある理由について語った。

(画像:Amazon)
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は、ズウィック監督とトム・クルーズが『ラスト サムライ』以来の再タッグを組んだ作品だ。当時、前作ほどの評価は得られず、興行収入も1億6,000万ドルに留まった。これは1作目の2億1,000万ドルから大幅な減少となる。 そもそも1作目の興行収入も「まずまず」といった程度だったため、続編でさらに5,000万ドル以上も落ち込んだことで、パラマウント・ピクチャーズはこれ以上シリーズを製作する意欲を完全に失ってしまった。
ズウィック監督は回顧録の中で、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が失敗した可能性のある要因を次のように分析している。「2016年、トム・クルーズと私が共同で製作した『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は興行的に失敗した。 私は自分自身(そして私を支持してくれたプロデューサーのドン・グレンジャー)を責めている。観客が『ジャック・リーチャー』と『ペーパー・ムーン』のスタイルを融合させた物語を好むかもしれないと考えたが、実際には、観客はもっと派手な見どころを求めていただけだった。 コビー・スマルダーズ(本作のヒロイン)とは素晴らしい撮影時間を過ごしたし、トムの身長が原作でリー・チャイルドが描いた主人公ジャック・リーチャーの185cmとは全く似ていないことを責めるつもりもない。 しかし、もしトムがいつか電話をかけてきて、一緒に3作目を撮ろうと言ってきたら、私は間違いなく承諾するだろう」。
現在、『ジャック・リーチャー』シリーズはAmazon Prime Videoでリブート版ドラマとして展開されており、高い視聴率と評価を獲得し、映画版よりも人気を博している。 ジャック・リーチャーは劇場公開市場では不運にも敗退したが、今やストリーミング分野で新たな生命を得ているのだ。