
今週末のアカデミー賞で大本命と目される『オッペンハイマー』が、核兵器に対する人々の懸念と関心を再び高めている。
本日、『ロサンゼルス・タイムズ』紙に、ジュリアン・ムーア(下図左から)、マイケル・ダグラス、エマ・トンプソンといった高い影響力を持つ多数の著名人が名を連ねた共同公開書簡が掲載された。彼らは皆、核兵器の時代を終わらせることを提唱する「核脅威イニシアティブ」(Nuclear Threat Initiative)を支援する反核兵器運動に参加している。

この公開書簡は、「『オッペンハイマー』は歴史だが、核兵器はそうではないということを、私たちは皆に知ってもらいたい。私たちの家族、地域社会、そして世界を守るため、世界の指導者たちに核兵器を歴史上のものとし、より良い未来を築くことを求めなければならない」と述べている。
この書簡に署名した他の人物には、『オッペンハイマー』の出演者であるマシュー・モディーン、トニー・ゴールドウィン、衣装デザイナーのエレン・ミロジニック、そしてオッペンハイマーの孫であるチャールズ・オッペンハイマーなどが含まれる。
この公開書簡に加え、同組織は「オッペンハイマーが始めたこと、私たちが終わらせることができる」(Oppenheimer Started It, We Can End It)と題した看板、壁画、アートインスタレーションなどを各地に設置している。

核脅威イニシアティブのCEOで元エネルギー長官のアーネスト・J・モニーツは声明で、「ロバート・オッペンハイマーは、より強力な兵器の開発に警鐘を鳴らし、危険な軍拡競争を引き起こすと予測しました。彼の言った通りです」と述べた。そして、今日では9カ国が13,000発の核兵器を保有し、新たな軍拡競争が展開され、核兵器による威嚇が再び現れていると指摘した。