
『怪盗グルーのミニオン超変身』(原題:Despicable Me 4)が、北米の独立記念日休暇と重なる7月3日に全世界で公開され、週末興行収入2億3,000万ドルを記録し、世界興行収入ランキングで首位を獲得しました。これを受けて、ユニバーサル・ピクチャーズとイルミネーションは、『ミニオンズ3』を2027年6月30日に公開すると発表。再び映画館の主役の座を狙います。同年夏公開予定の話題作には、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(全米公開は2027年12月17日)なども控えています。
本作は、『ミニオンズ』や『ペット』シリーズの脚本を手がけたブライアン・リンチが再び脚本を担当し、これまでの『怪盗グルー』シリーズ3作と『ミニオンズ』のピエール・コフィンが監督に復帰します。コフィンは長年、ミニオンたちの可愛らしい声の生みの親でもあります。

2010年の公開以来、『怪盗グルー』と『ミニオンズ』シリーズは、全世界で累計50億ドル近い興行収入を記録し、世界で最も成功したアニメーションシリーズとなっています。『ミニオンズ フィーバー』(2022年公開)は、全世界での公開初週に首位を獲得し、北米興行収入1億2,500万ドルで独立記念日休暇の記録を塗り替えました。それに続く『怪盗グルーのミニオン超変身』も、北米でのオープニング興行収入1億2,260万ドルを記録。公開2週目も3,000万ドルを超える興行収入で、再び興行収入のトップを飾ると予想されています。
夏の興行収入とアニメーション映画の現状を分析した記事の中で、Varietyのチーフ国際映画批評家であるピーター・デブルージュは、独立記念日休暇に合わせてヒットアニメーションIPを投入することは、成功する戦略であると述べています。
彼は、過去14年間で7年間は、イルミネーションが手がけた主要アニメーション作品(累計興行収入100億ドルを誇る『ペット』シリーズもその一つ)が独立記念日休暇前後に公開されていることに言及。「脚本家や俳優のストライキでハリウッドが停止してから1年も経たないうちに、子供向けのアニメーション映画が大規模に映画館の興行収入を支えている」と語っています。
また、今年はディズニーとピクサーが満を持して送り出した『インサイド・ヘッド2』が全世界で10億ドルを超える興行収入を記録し、アニメーション映画が劇場で優位に立っていることを証明したと指摘しました。
via: Variety