2004年に開発が発表され、2017年2月7日に満を持してリリースされたアクションゲーム『仁王』。開発期間はなんと13年! 一時はPlayStation 3向けに企画されていた本作ですが、その圧倒的なクオリティと口コミで、発売からわずか2週間で100万本を突破。2022年にはシリーズ累計販売本数が700万本を超える大ヒットを記録し、コーエーテクモを代表する作品の一つとなりました。

しかし、この途方もない開発期間について、コーエーテクモの創業者でありCEOの襟川陽一氏が、日刊ウェブマガジン『電ファミニコゲーマー』のインタビューで衝撃のぶっちゃけ発言。「もし私の部下が13年もかけてゲームを完成させたら、とっくにクビにしていますよ」と、まさかの本音を漏らしています。
実は、『仁王』の開発は数々の紆余曲折を経てきました。当初はコードネーム「鬼(おに)」として、まさかの伝統的なRPGとして企画されていたんです。その後、ω-Force(オメガフォース)が開発を引き継いだ際にアクションRPGへと路線変更。そして最終的にTeam NINJA(チームニンジャ)が担当することになり、『NINJA GAIDEN』(ニンジャガイデン)シリーズのスタイルを取り入れる形で開発が進められました。

しかし、その苦労が報われた結果、最終的には素晴らしい作品が誕生しました。襟川氏は「3度のリメイクを経て、ようやく素晴らしいゲームが完成しました。『仁王』はコーエーとテクモが合併した後に生まれた作品なので、両社の強みが融合したエンターテインメント性の高いゲームになったと思います。ご存じの通り、コーエーは歴史ゲーム、テクモはアクションゲームが得意ですからね」と、その成功を語っています。
もちろん、襟川氏は『仁王』を世に送り出す前には、必ず自身で最終チェックを行っていたと強調しています。もしゲームの中に「新たなエンターテインメントの価値」を見出せなければ、容赦なく開発チームに作り直しを命じていたとのこと。この妥協を許さない姿勢が、名作誕生の秘訣だったのかもしれませんね!
via: 電ファミニコゲーマー