年末の国民的音楽番組「NHK紅白歌合戦」は、先日11月中旬に出場歌手が発表され、毎年恒例の注目イベントとして、出場アーティストや司会陣、さらには審査員まで話題を呼んでいますよね。そしてこの度、出場曲リストも公開されました。
そんな中、白組で10回目の出場となる星野源さんの選曲が、ネット上で大きな議論を巻き起こしています。彼が選んだのは、映画『地獄でなぜ悪い』の主題歌「地獄でなぜ悪い」。この映画は、かつて自身の監督としての権力や地位を利用し、複数の女優に性加害を行ったと報じられた園子温監督の作品であるため、この選曲に反発の声が上がっているんです。

映画『地獄でなぜ悪い』は2013年公開の作品で、國村隼さん、二階堂ふみさん、堤真一さんといった豪華キャストが出演しています。星野源さんも劇中に出演しており、日本の作品としては珍しいブラックユーモアと血生臭いバイオレンスが融合した異色コメディとして知られていますね。


もちろん、この旧曲が選ばれたことで、園子温監督の件を連想せずにはいられない、という意見も少なくありません。監督を巡る性加害疑惑は、日本でも大きな問題として報じられ、世間を騒がせましたからね。
一部のネットユーザーからは、「星野源さんには他にもたくさんの名曲があるのに、なぜ性加害疑惑のある監督の作品を想起させる曲を紅白で歌うのか理解できない」といった反発の声が上がっています。


しかし、ファンからは別の見方も示されています。この楽曲は、星野源さんが2012年にくも膜下出血で緊急入院・手術、翌年には開頭手術を受けるという生死の淵をさまよった経験を経て、奇跡の復帰を遂げた後に制作されたものなんです。 楽曲自体には何の問題もなく、むしろ米津玄師さんやKing Gnuの常田大希さんも絶賛しているほど。 まさに"生"への希望を歌い上げた、星野源さんの復帰を象徴する一曲だというわけですね。

そのため、「監督のイメージと結びつけるのは、やや飛躍しすぎではないか」「星野源さん自身は、病との闘いを乗り越えた心境を歌に込めただけ」といった声も上がっています。
この選曲を巡っては、確かにどちらの意見にも一理あり、現在も賛否両論が巻き起こっている状況です。この議論を受けて、NHKや星野源さんサイドが選曲を変更するかどうか、今後の動向に注目が集まりますね。
via: togetter