2024年は終わったものの、ゲーム業界は依然として厳しい状況が続いています。2023年以降、経済的な影響から多くのゲーム開発会社やパブリッシャーがリストラを敢行し、これまでに約25,000人もの人々が職を失い、業界全体で度重なる人事異動がありました。
その中にはEAやCD Projekt RED、ラリアン・スタジオといった名だたる企業だけでなく、ゲーム業界の御三家とも言えるPlayStation、Xboxまでもがこのリストラの嵐から逃れることはできませんでした。
しかし、2年が経過した現在もリストラの波が広がる中で、唯一任天堂だけは無傷。2024年を通してリストラの影響を受けなかった、まさに「孤高の存在」と言えるゲーム会社となりました。
もちろん、2024年の早い段階で任天堂アメリカが120人の契約社員を解雇したという事実はありますが、契約社員は契約期間満了で自動的に退職となる性質上、他の大規模なリストラとは一概に比較できないでしょう。

この2年間にわたる大リストラ騒動について、外部からは「任天堂が故・岩田聡社長の『社員が不安に怯えながら作ったソフトは人の心を動かせない』という理念を遵守した結果ではないか」と分析されています。そのおかげで、PlayStationやXboxのような運命を回避できたのかもしれませんね。
また、近年の任天堂の活躍ぶりも目覚ましいものがあります。ゲーム『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の大ヒットに加え、いまだに売れ続けているNintendo Switchの存在も大きく、これら全てが任天堂の安定した会社運営を盤石なものにしていると言えるでしょう。
via: Tech4Gamers