『温泉むすめ』きっかけで温泉巡りにハマったら、リアルで旅館の娘さんと結婚!「ラノベみたいな話」と祝福の声殺到

もはや説明不要の「推し活」。好きなキャラクターや作品を応援するためにグッズを集めたり、イベントに参加したり、聖地巡礼をしたり…とその熱量は計り知れません。そんな推し活が、とんでもない奇跡の縁を呼び込んだとX(旧Twitter)で話題になっています。

なんと、キャラクターコンテンツ『温泉むすめ』がきっかけで温泉巡りにハマった結果、巡礼先の旅館の娘さんとご結婚されたという、まるでライトノベルのような展開が現実になったのです!

『温泉むすめ』は、草津温泉や有馬温泉といった全国各地の温泉地をキャラクター化(擬人化)し、豪華声優陣やイラストレーターの協力のもと、各温泉地の魅力を発信していく地域活性化プロジェクトです。現地の店舗とのコラボや観光庁の後援も受けるなど、本格的な取り組みで知られています。

担当声優によるライブやイベントなども積極的に開催されており、ファンが現地を訪れる「聖地化」にも大きく貢献しています。

▼ 過去には動画工房制作のPVも公開されましたが、残念ながらTVアニメ化には至っていません。

この奇跡の物語の主人公は、Xユーザーのともずさん(@tomozu_onmusu)。ともずさんが『温泉むすめ』と出会ったのは2022年8月。いとこと訪れた群馬県の伊香保温泉で、石段街に設置されたキャラクターのラッピング自販機に目を奪われたのが始まりでした。もともとアニメや漫画が好きだったこともあり、気になって調べてみたところ、見事に沼にハマってしまったそうです。

当時宿泊した「伊香保 美松館」には、温泉むすめのアクリルスタンドがズラリと並んだ祭壇が設けられており、その熱量に圧倒されたとのこと。これをきっかけに「これは面白い!」と確信し、温泉を楽しみながら『温泉むすめ』のグッズを集める温泉地巡りをスタートさせました。

そして運命の出会いは、福島県の磐梯熱海温泉にある旅館「深山荘」で訪れます。そう、のちの奥様となる旅館の娘さんと出会ったのです。初めてここを訪れたのは、『温泉むすめ』にハマった翌月の2022年9月。しかし、もともと旅の予定にはなく、たまたま通り道だったからという理由で立ち寄っただけ。当時は磐梯熱海温泉の存在すら知らなかったといいます。

正直、初めて訪れたときは特に強い印象はなかったそうですが、後に『温泉むすめ』の最推しキャラクターが磐梯熱海温泉の「萩ちゃん」になったことで状況は一変。二次元の推しと三次元の場所への愛着が相乗効果を生み、磐梯熱海という土地にどっぷりハマってしまったそうです(笑)。

▼ 深山荘に設置されている「萩ちゃん」のパネル。

深山荘は1階が旅館、2階がご自宅になっており、奥様はそこに住んでいました。ともずさんは20回以上も宿泊を重ねるうち、少しずつ彼女と親しくなっていったとのこと。2023年には月平均1.5回のペースで磐梯熱海に通い、交際が始まってからは月2~3回に増加。東京からの往復もなんのその、もはや半移住状態ですね。これぞ愛の力…!www

そして先日、婚姻届の写真を添えてXに「この度不思議なご縁がありまして、本日深山荘の娘さんと入籍致しました! これまで『実家(笑)』だったのが、これからは『実家(マジ)』になります」と結婚を報告。「#温泉むすめありがとう」というハッシュタグが、すべての物語を象徴しています。

『温泉むすめ』がきっかけで始まったこの奇跡の物語は、まさに運命としか言いようがありません。

何気なく自販機を見る → 温泉巡りにハマる

たまたま通りかかる → 磐梯熱海の常連になる

とりあえず泊まってみる → 旅館の娘さんと結婚する

「これ、本当に現実の話…?」と思わずにはいられないドラマチックな展開。まさに「推し活」が起こした最高の奇跡と言えるでしょう!

via: おたくま経済新聞