
海外旅行あるある、文化の違いって面白いですよね! 最近、フランス発のあるエピソードがX(旧Twitter)でバズり、大きな共感を呼んでいます。
フランス在住の日本人留学生サキさん(@inlaforet)が、パリでタクシーに乗った際の出来事をSNSでシェアしました。年配の運転手さんと雑談中、突然こんな質問が。「日本人は礼儀正しくて静かなのに、なんで車のドアを閉めないんだい?」と、不思議そうに尋ねられたそうです。

この疑問に対し、サキさんは「日本ではドアが自動で閉まるんですよ」と即答。このやり取りが、各地のネットユーザーの間で大きな話題を呼びました。
実は、日本のタクシーの自動ドアシステムは1960年代にはすでに普及していました。当初は、ドライバーのサービス向上と乗客の安全確保のために導入されたものなんです。1964年の東京オリンピック前後で導入されたとされており、日本の「おもてなし」と技術力を示すものだったとか。
それ以来、自動ドアは日本のタクシーのほぼ標準装備となり、日本人は幼い頃から「降りる時にドアを閉めない」という乗車文化に慣れ親しんできました。だから、日本人にとってはごく当たり前の日常なんですよね。

しかし、この自動ドア技術は世界中で普及しているわけではありません。多くの国のタクシーでは、いまだに手動でドアを開閉するのが一般的です。現地のドライバーにとっては、乗客が乗り降りする際に自分でドアを閉めるのが当然のマナー。だから、日本人乗客が降りた後にドアを閉めないのを見ると、戸惑ったり、不注意や失礼だと誤解してしまうこともあるわけです。
これに対し、あるネットユーザーは「20年くらい前に日本でタクシーに乗ったオーストラリアの友人が、ドアが自動で開閉するのにめちゃくちゃ驚いてた(オーストラリアでは今でも99%手動だから)」とコメント。

また別のユーザーからは、「日本では何十年も前から自動ドアが当たり前なのに、なんで海外のタクシーでは普及しないんだろうって、逆に不思議に思うよね」という疑問の声も上がりました。

とはいえ、日本でも車種の多様化に伴い、自動ドアがタクシーの唯一の選択肢ではなくなってきています。例えば、近年東京では高級車種としてテスラがタクシーやハイヤー市場に参入していますが、これらの車両はほとんどが手動開閉ドアを採用しています。
慣れた乗客は、テスラだと分かると、運転手さんが降りてドアを開けてくれるのを待たずに、自ら開閉するようになっているそうです。