今期放送中のガンダムアニメ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は、いよいよ物語の後半戦に突入。高張力な演出と先の読めない展開が、多くのファンを熱狂させています。
そして本日(6/4)深夜に放送された第九話「シャロンの薔薇」では、ガンダム古参ファンにはおなじみのキャラクターやモビルスーツ(MS)が登場し、大きな話題に。放送後、カラー公式X(旧Twitter)では「第8話ラストに登場した女性キャラクター」に関する解説に加え、庵野秀明監督が本話に込めた設定や解釈が多数更新されました。
( 本記事には『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』アニメ第九話の一部ネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。)

まず、本話でマチューがGQuuuuuuXに乗り込み、大気圏を突破して地球に突入。その後、負荷に耐えきれず墜落し、目覚めた場所は「カバスの館」でした。ここはジオン軍が地球に設立した、軍人や高官向けの高級娼館という設定。この設定は、かつて富野由悠季氏が執筆した小説『密会 アムロとララァ』に登場する、ララァ・スンがいた場所が元ネタとなっています。
(小説版ではジオンと連邦双方の高官や官僚が出入りする設定でしたが、アニメではジオン関係者のみの登場でしたね。)


過去、地球は連邦軍の拠点だったはず。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』はジオン軍が一年戦争に勝利した時間軸とはいえ、多くの視聴者が「あれ?地球ってジオンが管理してるの?」と疑問に思ったことでしょう。
庵野秀明監督はカラー公式Xで、脚本設定として「戦争は終わったものの、地球は地政学的に重要な場所(経済、軍事、資源関連の拠点など)であり、ジオンが密かに拠点を設置していた」と解説。
さらに「ジオンは『これらの場所を守る』という名目で、半ば強引に駐屯基地を建設。なんと工場まであるんですよ」と補足しています。
また、第九話の終盤で「シャロンの薔薇」のMAを回収する際、ガンダム古参ファンにはおなじみのジオン軍水陸両用MSが複数登場!どうやらゴッグやズゴックといった「マッドアングラー隊」の機体がお目見えし、多くの視聴者を大いに驚かせました。「ジオンの水泳部、まだ生きてたのか!」と歓喜の声も。


ここでも庵野秀明監督はカラー公式Xを通じて、「第九話のラストに出てきた水陸両用機体は、画面に『水中作業を終えたばかりの痕跡』があった方がより雰囲気が出るだろう、という意図がありました」と説明。
さらに「あの機体は水面に浮いているだけなので、デザイン上は肩から下の部分を省略しても問題なく、アニメ制作の負担も少なかったんです。なので、鶴巻和哉監督にお願いして登場させてもらいました。僕らも彼らがアニメでさらに活躍してくれることを願っています」と、まさかの裏話を披露しています。

物語がいよいよクライマックスに突入するにあたり、庵野秀明監督がSNSを通じて積極的に設定の補足や解説をしてくれるのは、ファンとしては嬉しい限り。もはや脚本だけでは収まらない勢いですね(笑)。これはもう、今後の公式設定集で庵野監督がどんなディープな設定をぶち込んでくるのか、期待せずにはいられません!