『聖闘士星矢』の主題歌「ペガサス幻想」や、数々のスーパー戦隊シリーズの楽曲で知られ、そのパワフルな歌声で多くのファンを魅了した歌手の NoB (山田信夫)さんが、腎臓がんのため9日に亡くなっていたことがわかりました。所属事務所が本日(13日)発表しました。享年61歳でした。

NoBさんは1984年にロックバンド「MAKE-UP」のボーカルとしてデビュー。その後も様々なバンドや音楽プロジェクトに参加し、歌手活動の傍ら作曲家としても才能を発揮しました。特に、テレビアニメ『聖闘士星矢』のオープニングテーマ「ペガサス幻想」は、アニメファンならずとも誰もが知る不朽の名曲です。
その後も、『轟轟戦隊ボウケンジャー』、『炎神戦隊ゴーオンジャー』、『天装戦隊ゴセイジャー』といったスーパー戦隊シリーズをはじめ、数多くのアニメ・特撮作品で主題歌を担当。また、世界各地で精力的にライブ活動を行い、その圧倒的な歌声とパフォーマンスで国内外のファンを熱狂させました。

▼ 2019年には台湾の野球場で「ペガサス幻想」を熱唱し、ファンを沸かせたことも
事務所の発表によると、NoBさんは8年前に腎臓がんと診断され、放射線治療や薬物治療を受けながら活動を続けていたとのことです。当時、医師からは余命5年と宣告されたものの、「歌うこと」への強い情熱と不屈の精神で病と闘い続けてきました。そして最期の時まで、「ロックミュージシャン NoB」としてステージに立ち、ファンに歌を届け続けました。
葬儀は故人とご遺族の意向により、近親者のみで執り行われたとのことです。また、弔問や供花、香典なども固く辞退するとしています。後日、ファンに向けた「お別れの会」を別途執り行う予定で、詳細については改めて発表されるとのことです。
