コナミと台湾のデベロッパー・NeoBards Entertainmentが共同開発したホラーシリーズ最新作『サイレントヒル f』が、2025年9月25日の世界同時発売から、わずか3日間で全世界累計販売本数100万本を突破しました。これは、昨年発売され1週間でミリオンを達成した『サイレントヒル2』リメイク版を上回るシリーズ最速記録となります。
コナミの発表によると、本作は国内外で非常に好調なセールスを記録しており、各地での出荷ペースも前作を大幅に上回っているとのことです。
また、開発を担当したNeoBards Entertainmentも公式X(旧Twitter)にてファンへの感謝を投稿。「『サイレントヒルf』がわずか3日で世界販売本数100万本を達成した」ことに触れ、「このサイコホラーの旅にご参加いただいたすべてのプレイヤーに感謝します。昭和を舞台にした恐怖の世界で、その美しさを感じていただければ幸いです」とコメントしています。
本作の物語は、女子高生の「深水雛子」を主人公に展開します。彼女が暮らす故郷「戎之丘」は、ある日突然、深い霧に包まれてしまいます。見慣れたはずの町は静寂に支配され、霧の中からは不気味なクリーチャーたちが姿を現します。雛子は、悪夢のように変貌し続ける世界で謎を解き明かし、襲い来る恐怖から生き延びなければなりません。
逃走やじわじわと追い詰められる心理的圧迫感を重視してきた従来のシリーズとは異なり、『サイレントヒル f』では主人公・雛子の“あまりにもハードコアなキャラクター設定”がプレイヤーの間で大きな話題となっています。
クリーチャーの群れを前にしても動じることなく、冷静に「この数じゃ、戦いにもならない」と言い放つなど、その胆力はまさに規格外。さらに、武器である水道管を巧みに振り回す戦闘スタイルとその驚異的な腕力から、ネット上ではいつしか「JK戦神」や「水道管の戦神」といった愛称で呼ばれるようになり、「普通の女子高生のオーラじゃない」と大きな反響を呼んでいます。




また、アクションゲームさながらの回避システムも実装されており、プレイヤーからは「そこらのRPGより戦闘がスムーズ」「雛子こそ、シリーズで最も正面から殴り合える主人公」といった声も上がっています。この盛り上がりは、『サイレントヒルf』が持つ本来の恐怖に加え、「爽快アクション」という新たな魅力をプレイヤーに提供していることの証と言えるでしょう。
もちろん、一部のシリーズファンからは「アクション要素が強すぎて、本来の心理的恐怖が薄れてしまうのでは」といった懸念の声も上がっています。しかし、賛否両論ありながらも、深水雛子のユニークな「ハードコアJK」というキャラクター像と、それを裏付ける圧倒的な販売本数は、本作を今年のゲームシーンにおける最重要タイトルの一つへと押し上げたことは間違いありません。