数々の人気IPを世に送り出してきたゲームメーカー「任天堂」。昨年には京都に「ニンテンドーミュージアム」がオープンし、その数十年にわたる歴史が改めて注目を集めました。
そんな任天堂にまつわる、ある心温まるエピソードがX(旧Twitter)で話題になっています。投稿主が実家に帰省した際、お母さんとお姉さんから「任天堂で遊ぼう」と誘われたそう。てっきりテレビゲームが始まるのかと思いきや、出てきたのはなんと“伝統的な遊び”の道具でした。これぞ任天堂の原点!と、多くのユーザーから反響を呼んでいます。

投稿に添えられた写真に写っていたのは、年季の入った「百人一首」の箱。使い込まれた様子の箱の隅には、確かに「任天堂」の三文字が。
ご存じの方も多いかと思いますが、「百人一首」は日本の古典和歌を題材にした伝統的なかるたの一種。特に有名な『小倉百人一首』は、平安時代から鎌倉時代にかけての優れた歌人100人の和歌が選ばれています。読み手が和歌の上の句を読み上げ、プレイヤーが下の句の書かれた取り札を素早く取るという、記憶力と瞬発力が試される奥深いゲームです。
今やファミコンやマリオ、ゼルダの伝説などで世界的に知られる“ゲーム機メーカーの巨人”ですが、そのルーツが「花札」の製造であったことは有名な話。そして驚くべきことに、任天堂は現在でも花札やトランプ、そしてこの百人一首のような伝統的なアナログゲームを製造・販売し続けているのです。


投稿主のkakoさんによると、子どもの頃にお姉さんと初めてこの百人一首を見たとき、「任天堂って書いてある!」と驚いたのだとか。するとご両親が「いつも遊んでる任天堂と同じ会社だよ~」と笑って教えてくれたそうです。以来、この百人一首は家族代々受け継がれる「我が家のゲーム」に。なんだか、ほっこりするエピソードですね(笑)。
kakoさん自身、百人一首に始まり、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、ニンテンドーDS、そしてNintendo Switchと、まさに任天堂と共に人生を歩んできたとのこと。「これからも任天堂を大切にしていきます!」と語っています。

時代が移り変わり、遊びの形は変わっても、「人々を楽しませる」という任天堂の原点は決して揺らぐことがありません。今回の投稿は、そんな任天堂の時代を超えた魅力と温かさを改めて感じさせてくれる素敵な出来事でした。
via: X貼文