庵野秀明監督が明かす20年前の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』構想!「碇ゲンドウが殺され、シンジVSカヲル」だった!?

テレビアニメ放送開始から30周年を迎え、今なお絶大な人気を誇る『新世紀エヴァンゲリオン』。コラボ企画が途切れることなく展開されており、30年経っても色褪せない作品の魅力を見せつけています。

最近、シリーズ劇場版の再上映が日本で行われたことをきっかけに、カラー公式Xアカウント「(株)カラー 2号機」(@khara_inc2)が、庵野秀明監督が語る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』制作当時の構想を公開しました。当時の初期プロットまで明かされ、まさかの内容だったと多くのファンをざわつかせています。

公式が公開した庵野秀明監督の談話によると、2005年の企画段階で提出された「制作理念書」には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は当初シンプルな総集編を予定していたこと、そして「初期プロットでは、なんと渚カヲルが碇ゲンドウを殺害し、二人が操るエヴァが激突する」という超衝撃設定が記されていたとのこと。現在私たちが知る新劇場版シリーズとは、まったく異なる方向性だったことが判明しました。

『新劇場版』初期プロットのポイントをまとめると、以下の通りです。

● テレビアニメの総集編に留め、テレビ版第20話「心のかたち 人のかたち」以降の結末のみを変更する予定だった

● 初期設定には「アダムと同化し、エヴァ2号機と融合した碇ゲンドウ」が存在していた

● 渚カヲルがそのゲンドウを殺害する

● そして、カヲルが操るエヴァとシンジのエヴァが真っ向から対決する

● 最終的に「シンジがカヲルを許す」という結末

これは、その後の新劇場版とはもはや別作品と言えるほどの方向性の違いですね。これに対し庵野監督は、「その後、紆余曲折、さらなる紆余曲折を経てアイデアが変更され、まさか2018年9月まで、宇部新川駅がラストの舞台になるとは思っていませんでした」と語っています。

(宇部新川駅は、物語のラストでシンジとマリが登場したあの場所ですね)

もちろん、この設定は最終的に採用されませんでしたが、今なお多くのファンが語り合う『新世紀エヴァンゲリオン』と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の両作品にとって、もしこの通りに描かれていたらどうなっていたのか、想像するだけで頭を抱えちゃいますね。いやはや、庵野監督、またしてもとんでもない裏話をぶっこんできましたね! XD。