カナダ在住の日本人保護者が語る「日本のお弁当が嫌がられる」現象にネット困惑! 文化の違い、どうすれば…

皆さん、子どもの頃に親御さんが作ってくれたお弁当の思い出はありますか? 丹精込めて作られたものも、前日の夕食の残り物も、親が子を思う気持ちが詰まっていたはず。小さい頃は文句を言ったとしても、大人になった今ならその温かさが身に沁みますよね。

さて、海外で暮らす家庭では、文化の違いが子育てに思わぬ課題をもたらすことがしばしばあります。先日、カナダに住む日本人のお母さんが、お子さんが学校に持っていった日本のお弁当をクラスメイトから「キモい」「変」とからかわれたという体験をシェアし、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

投稿主のお母さんによると、カナダに移住して約2年。毎日、ご自身のお子さん4人分のお弁当を手作りしているそうです。ところが最近、小学校に通う次女が教室でお弁当を開けるのを嫌がるようになり、しょっちゅう手つかずのまま持ち帰るようになったとのこと。詳しく話を聞いてみると、クラスメイトから日本のお弁当をからかわれ、それがストレスや恐怖になっていることが判明しました。

お母さんは、「日本のお弁当が嫌がられる」という話は以前から耳にしていたものの、まさか自分の身に降りかかるとは思わなかったと無念さをにじませています。一部のクラスメイトには羨ましいという気持ちもあるのかもしれないと推測しつつも、お子さんが実際に受けている心の負担を考えると、胸が締め付けられる思いだそうです。

この投稿が公開されると、多くのネットユーザーからコメントが寄せられました。一部からは、北米の学童のランチはサンドイッチやフルーツといったシンプルなものが主流で、それに比べて日本のお弁当は彩り豊かで、おかずも多種多様なため、かえって目立ってしまい「異質なもの」と見なされるのでは、という意見も。また、自身の海外での経験として、おにぎりや海苔などが「匂いが独特」と嫌がられたり、からかわれたりしたという声も上がっています。

あるユーザーは、こうした状況は必ずしも悪意からではなく、ただ異なる文化への理解不足や表現の未熟さからくるものかもしれないと分析しつつも、当事者にとっては傷つくことだと指摘。また、「羨ましい」と解釈するよりも、お子さんが食事を拒否している現状を直視し、まずは環境に馴染めるよう、お弁当の内容を調整することも必要ではないかという現実的なアドバイスも寄せられました。

一方で、文化的な特色を大切にすべきだという意見も。日本のお弁当は栄養バランスも良く、愛情がこもっているのだから、お子さんには自身の文化価値を理解し、自信を持つよう励ますべきだという声も聞かれました。しかし、幼い子どもにとって、同級生のプレッシャーの中で自分を貫くのは容易ではないという本音も。

さらに、経験者からは、同様のケースは海外では珍しくなく、中には周りと違う食べ物を持っていったことで心の傷を負ってしまう子どももいると指摘。「周りと違う」ことが、学校生活で大きなストレス源になりやすいという現実が浮き彫りになりました。

もちろん、こうした問題はアジアや日本国内の小中学校でも見られます。お弁当はその一例に過ぎませんが、同級生と「違う」状況になった時、からかいや仲間外れといった問題が容易に発生しがちです。これは、学校教育の健全な制度がこれらの問題を排除できるかどうかにかかっているとも言えるでしょう。

ましてや、今回のお母さんのお子さんのように異国の地では、「自分らしさを保つ」ことと「集団に溶け込む」ことのバランスを取る必要があります。これは、異なる国で子育てをする上で、保護者が重視しなければならない課題なのかもしれませんね。


via: togetter X原Poえび子@??さかな家の伝説貼文