『The Last of Us』や数々の『アンチャーテッド』シリーズでゲームディレクターを務めたブルース・ストラレイが、現代の3Aゲームの発展について語り、多くの大規模な商業作品に「退屈」を感じていると率直に明かした。その理由の一つは、開発チームが新しいゲームプレイの冒険や試みを行う余地がますます少なくなっていることだという。

ストラレイは『Edge』誌のインタビューで、『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』を例に挙げ、こうした作品に投入される膨大なリソースと技術は十分に理解できると率直に認めた。
「『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』を見ると、ピクセルの一つ一つが驚異的だ。一枚一枚のフレームに込められた労力と技術……私自身もこういうゲームを作ってきたが、今見てもやはり衝撃を受ける」と彼は語った。
しかし、彼が本当に興味を失ったのは、実際のゲームプレイだった。そこでストラレイは続けてこう述べた。「だが、実際にゲーム内で何をするのかを見ると、私はワクワクしない。これは『ゴッド・オブ・ウォー』チームに限った話ではなく、3Aゲーム全体が、本当に新鮮で革新的なアイデアを盛り込む機会がもうほとんどないように感じさせるんだ」。

皮肉なことに、『アンチャーテッド』と『The Last of Us』自体が、今日の高度に映画的な三人称視点3Aゲームの重要な青写真となっている。2018年の『ゴッド・オブ・ウォー』でさえ、一部のプレイヤーからは「クレイトス版『The Last of Us』」と揶揄されたほどだ。
ストラレイは、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』の発売後、2017年にノーティードッグを退社した。主な理由の一つは、高強度の3A開発に長期間携わったことによる燃え尽き症候群だった。
現在、彼はWildflower Interactiveを設立し、より小規模なゲーム制作へと転向している。彼の初の作品『Coven of the Chicken Foot』は、2025年のThe Game Awardsで発表されたが、現時点では発売日は未定だ。
via: Edge