いわゆる「リサイクルショップ」や「中古買取店」をふらっと覗く人って、結構多いんじゃないでしょうか?新品じゃないとはいえ、思わぬ掘り出し物に出会えるのが、こうしたお店の醍醐味ですよね。特に日本にはたくさん店舗があるので、ずっと探していたあのアイテムが、まさかの破格値で手に入るなんてこともザラにあります。
そんな中、レトロゲームのコレクターとして知られるXユーザーのハムカツさん(@HamCutlets)が、大手リサイクルショップ「ハードオフ」で、80年代の「MSX」用ゲームカセットを発見!一見するとファミコンカセットのようにも見えますが、実はそれよりもさらに古い時代の代物。「まさかこんな激レア品が中古ショップに…」と、その希少性に驚きを隠せない様子でした。

そもそも「MSX」とは、1983年にマイクロソフトが提唱した家庭用コンピューターの共通規格のこと。アメリカではあまり普及しなかったものの、日本ではもちろん、韓国、中東、ブラジル、ヨーロッパ諸国で爆発的な人気を博しました。ナショナル、ソニー、パナソニック、サムスン、シャープ、フィリップス、ヤマハ、東芝、三菱、日立、カシオなど、名だたるメーカーがMSX互換機を製造していたんですよ。
任天堂のファミコンが登場する以前は、MSXが日本の主要なゲームプラットフォームの一つとして君臨していました。KONAMIやハドソンソフトといった名門メーカーが、このプラットフォーム向けに数々のゲームソフトを世に送り出しています。例えば、あの『メタルギア』や『ドラゴンクエスト』も、元々はMSX向けに開発されたタイトルなんです。メディアとしては、カセットテープやフロッピーディスクの他に、ゲーム機のようなカセットも使われていました。

ハムカツさんが「ハードオフ」の棚で偶然見つけたこれらの「MSX」用ゲームカセットは、なんと後発のファミコンやスーパーファミコンのカセットに紛れて陳列されていたそう。一般の人には見分けがつかないかもしれませんが、レトロゲームの目利きであるハムカツさんにとっては、まさに「お宝発見!」といった状況だったことでしょう。
全て合わせても約5,500円という値札がついていたそうですが、ハムカツさんはすでに全タイトルを所持していたため、今回は購入を見送ったとのこと。しかし、「今の市場価格を考えると、この値段はかなりお買い得」と語っていました。
こうしたレトロゲームは、コレクターの間では高値で取引されるものの、一般的にはあまり知られていないため、いわゆる「マニアにはたまらない逸品だけど、なかなか手が出ない人もいる」といった状況だそうです。それでも、リサイクルショップでこんな貴重なアイテムが見つかるのは本当に稀なこと。もし日本に来る機会があれば、皆さんもぜひリサイクルショップ巡りをして、自分だけのお宝を発掘してみてはいかがでしょうか!