1960~70年代に『おれは鉄兵』や『あしたのジョー』といった名作を生み出し、まさに「レジェンド」と称される漫画家・ちばてつや先生が、この度、科学技術や芸術文化の発展に顕著な功績を挙げた人物に贈られる「文化勲章」を受章されました! 漫画家としては史上初の快挙で、ちば先生ご自身も「まさか自分が」と驚きを隠せないご様子です。

漫画界の黎明期から活躍されてきたちば先生。デビュー当初は少女漫画を手がけていましたが、少年漫画で絶大な人気を博し、少年・青年漫画へと活躍の場を広げられました。ちばてつや先生の作品は、『ちかいの魔球』、『おれは鉄兵』、『ハリスの旋風』、そして『あしたのジョー』など、枚挙にいとまがありません。これまでにも文部科学大臣賞、紫綬褒章、文化功労者、旭日小綬章など、数々の栄誉に輝いており、漫画界の賞も多数受賞。まさに60~70年代の漫画界を牽引した「殿堂入り」の巨匠なんです。
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奥様と一緒に皇居へ向かわれたちば先生。ご自身のブログでは、文化の日(11月3日)に天皇陛下のお住まいである皇居で、正装して7名の文化勲章受章者の方々と共に叙勲されたことについて、「本当に光栄なこと」と綴られています。特に、他の受章者の方々が各界のトップランナーばかりだったため、「年老いた漫画家である自分がここにいるのは、なんだか信じられない気持ちでした」と、その時の心境を明かされています。
天皇陛下から直接、栄誉ある勲章と大賞状、そして「それぞれの文化を大切にし、体を愛し、精一杯努力してください」というお言葉を賜り、壇上で拝受した際には「言葉にできないほどの感動」があったそうです。

ちばてつや先生は、「漫画界の先輩方、これまで出会ったすべての漫画家さん、原作者さん、編集者さん、アシスタントさん、そしてファンの皆様に、心から感謝申し上げます」とコメント。この栄誉に対する喜びは、どんなに感謝しても伝えきれない、と語られています。
授章式では、「今や世界中の老若男女が漫画を読むのが当たり前になりましたが、私の先輩方から私の時代にかけて、漫画は『子供の読み物』と見なされていました。それが今では文化の一部として認められています。日本の漫画が世界文化の一部として成長し続けることを願い、この要請を謙虚に受け止め、その実現のために尽力したい」と、漫画の地位向上と未来への熱い思いを語られました。

御年85歳になられるちば先生。現在は連載こそされていませんが、漫画界への貢献はとどまることを知らず、今もなお日本漫画家協会の会長として、精力的に活動されています。ちば先生には、これからもお元気で、日本の漫画界を牽引し続けていただきたいですね!
via: 千葉徹彌部落格