元SMAPのリーダーである中居正広さんをめぐる一連の報道が世間を騒がせています。この問題では、フジテレビが女子アナウンサーに不適切な“接待”をさせていた疑惑も浮上しており、視聴者による抗議活動やスポンサーの広告引き上げなど、同局は深刻な事態に直面しています。
そんな中、昨日1月27日の午後4時から、フジテレビは騒動後2回目となる記者会見を開き、中居さんをめぐる問題に同局社員が関与したとされる疑惑について説明しました。しかし、この会見がなんと翌28日の午前2時23分まで続くという前代未聞の展開に。10時間23分にも及ぶ異例の長丁場となり、ネット上でも大きな話題を呼びました。

▼ 深夜まで続いたため、X(旧Twitter)では「会見終了」がトレンド入りする事態に。

フリーランスの記者を締め出した初回とは異なり、今回はオープンな形式が取られ、フリーの記者も参加可能に。会場には191社437名もの報道陣が詰めかけました。会見には、辞任を表明したフジテレビの嘉納修治・前会長(74)、港浩一・前社長(72)をはじめ、同局の遠藤龍之介・副会長(69)、フジ・メディア・ホールディングスの金光修・代表取締役社長(70)、そして新たに就任した清水賢治・新社長(64)が出席しました。
会見では、港氏と嘉納氏が自ら辞任の理由を説明。中居さんをめぐる問題への対応のまずさや、17日に行われた初回の会見内容、そして75社ものスポンサーが広告を引き上げた結果の責任を取る形となりました。フジ・メディア・ホールディングスは、「新たな経営体制で第三者委員会の調査に協力し、信頼回復に向けた改革を推進するとともに、全面的な経営体制の見直しを検討・実施していく」とコメント。しかし、社員の関与については、改めて否定しました。

しかし、記者からの質問が続く中、フジテレビ側が「プライバシー保護を理由に回答は差し控える」と繰り返すと、会場からは「答えるべきだ!」「真実を話してください!」「ごまかすな!」といった怒号が飛び交いました。会見は一気にヒートアップし、一部の記者が大声で質問を続けるなど、現場は一時騒然。記者同士で「うるさいぞ!」とヤジを飛ばし合う一幕も見られました。
こうした一部のフリーランス記者による、あまりに攻撃的な質問スタイルに対し、X上の世論はフジテレビ批判から、徐々に記者側への不満へと変化。「記者の品位がなさすぎる」「会見をただ混乱させているだけ」といった声が上がり始めました。
会見開始から約6時間が経過した午後10時頃、ようやく初の休憩時間が設けられ、フジ・メディア・ホールディングスの金光社長は「これだけ長時間の会見になったことは、大いに反省すべき点だ」と述べました。時間が深夜に及ぶにつれて席を立つ記者も増えましたが、会見終了時にもなお、2割ほどの記者が席に残っていました。
Xでは当初、フジテレビ経営陣が追及される様子を固唾をのんで見守っていたネットユーザーたちも、平均年齢70歳近い登壇者たちが6時間以上も休憩なしで対応し続けていることに気づくと、次第に同情的な声が。「お願いだからトイレ休憩させてあげて!」といった心配のコメントも投稿されるようになりました。
長時間にわたって様々な質疑応答が繰り広げられたものの、結局は既存の情報を繰り返すばかりで、新たな事実は何も明かされませんでした。これには多くのネットユーザーもがっかりした様子で、「10時間以上もやったのに、結局何も得られなかった」「疑惑のプロデューサーは誰なのか、誰の責任を追及したのか、さっぱり分からない」といった失望の声が広がっています。
結果として、この会見は多くのネットユーザーから「茶番劇」と評されることに。質問する記者側の姿勢だけでなく、フジテレビ経営陣の煮え切らない対応も相まって、後味の悪いものとなりました。フジテレビが失った信頼を取り戻すには、まだ長い時間がかかりそうです。