日本の現代アーティストとして、もはや説明不要の「村上隆」さん。伝統的な日本美術とサブカルチャーを融合させた作風で知られ、カラフルなお花やDOB君といった代表的なキャラクター、さらには高級ブランド「ルイ・ヴィトン」とのコラボレーションで、アートシーンのみならずファッション業界にもその名を轟かせています。
そんな村上さんが、自身のYouTubeチャンネル「村上隆ラヂオ」にて、先週ついに最終回を迎え大きな話題となった『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』の感想動画を公開! ガンダムシリーズのファンでもある村上さん、本作にかなりの高評価を与えているようです。

現在63歳の村上さんは、もちろん『機動戦士ガンダム』をリアルタイムで体験したど真ん中の世代。当然『GQuuuuuuX』も毎週追いかけており、物語の展開についても様々な考察をしていたとのこと。今回は、最終話をリアルタイムで視聴する様子をそのまま動画で公開しています。あまりの緊張っぷりに、「こんなの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』以来だよ」と自嘲する場面も。
冒頭、いきなりOPが流れなかっただけで「うわっ!」と驚きの声を上げる村上さんwww 「修司、アムロを呼んでこいよ!せっかく初代ガンダムが出てきたんだからさぁ!」と期待を膨らませますが、パイロットが修司だとわかると、ちょっぴり残念そうな表情に。
最終話で初代シャアの声優である池田秀一さんの声がサプライズで響き渡ると、村上さんも「ええっ!?」と仰天。「まさか、オリジナルキャストが全員集合するのか!?」と興奮を隠せません。

初代ガンダムが「巨大化」するシーンでは、思わず「これもう『新世紀エヴァンゲリオン』じゃん! 綾波レイもやってたやつだwww」とツッコミを入れる一幕も。
そして、GQuuuuuuXのエンディミオン・ユニットからシステム音声が「もうあのシーンは見たくない、またガンダムがララァを殺すなんて……」と語り始め、その声の主が古谷徹さんだと判明した瞬間、村上さんのテンションは最高潮に! 驚きのあまり絶叫が止まりません。

「ありがとう!」と叫びながら何度も目をこする姿からは、村上さんが本当に生粋のガンダムファンであることが伝わってきますXD。

実はオリジナル声優陣の登場は予想していたそうですが、「まさか本当にやってくれるとは…」と感無量の様子。

「でもさ、63にもなってアニメ観て泣くって、どうなのよ(笑)」と、照れ隠しのように自嘲していました。

しかし、視聴を終えた村上さんの口から飛び出した第一声は、多くの視聴者の予想とは少し違ったかもしれません。それは、なんと「これは日本純愛文学的第一歩だ」というものでした。動画では、すぐさま日本文化研究家であり、『山田玲司のヤングサンデー』の司会も務める友人の奥野晴信さんと最終話について熱い議論を交わしています。

二人のトークでは、GQuuuuuuXの「エンディミオン・ユニット」という名称と、その声を古谷徹さんが担当している点に注目。これが、古谷さんがかつて『美少女戦士セーラームーン』で演じた「タキシード仮面」こと地場衛の前世・未来の姿である「プリンス・エンディミオン/キング・エンディミオン」と完全にリンクしていると指摘しています。

村上さんは、本作を手掛けた鶴巻和哉監督の手腕を「本当に熱くさせてくれる!」と大絶賛。

奥野さんもこれに同調し、『GQuuuuuuX』は『新世紀エヴァンゲリオン』や『進撃の巨人』のように西洋の神話や文化をベースにした作品とは一線を画すと分析。本作は「ガンダム」という日本の戦後サブカルチャーが生んだ物語をより完全なものへと昇華させ、初代からのファンである自分たちの世代に「勝利した」かのような感動を与えてくれたと語ります。まさに「自分たちで作り上げた神話だ」と。
これには村上さんも「今回は日本文化が勝った」という感覚を覚えたと述べ、そのインパクトの大きさを強調しました。
村上さんは『GQuuuuuuX』について、多くの人が抱く「修司・イトウとは何者なのか?」といった疑問とは別の視点を持っていると語ります。彼が感じたのは「AI文学」の概念。AIが人格を持ち、人間と絆を深めていくことで生まれる、純愛にも似た感覚があったとのこと。友人から「つまり修司がAIだったってこと?」と問われると、そういうわけではないとしつつも、視聴後すぐにそうしたインスピレーションを得たと明かしました。
動画本編では、初代ガンダム世代である村上さんのリアルなリアクションと熱い想い、そして本作への深い考察を余すところなく見ることができます。アーティストという独自の視点から、そして一人のオールドファンとしての熱い魂からの言葉は、多くのガンダムファンの心に響くのではないでしょうか。
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