風営法改正でホストの看板が珍妙に!? まるで“表彰式”なパワーワードにネット爆笑 「店長が本気で考えました」

新宿や大阪の繁華街を歩いていると、きらびやかなホストクラブの看板が目に飛び込んできますよね。お店の顔である人気ホストたちの写真と名前がデカデカと掲げられ、その魅力をアピールしているのがお決まりの光景です。

ところが最近、風俗営業法(風営法)の改正により、ホストクラブの広告表現に厳しい規制が入りました。これまで当たり前のように使われていた「No.1」「年収億超え」「幹部代表」といったキラーワードが軒並み使用禁止に。この新たなルールをかいくぐるため、各店が知恵を絞った結果、まるで幼稚園の表彰式のような珍妙なキャッチコピーが爆誕し、ネット民を爆笑の渦に巻き込んでいます。

あるX(旧Twitter)ユーザーが投稿した、神戸にあるホストクラブ「FELICIA(フェリシア)」の看板が大きな話題を呼びました。その独特すぎるフレーズに、「語彙力どうなってんのwww」「完全に幼稚園のおゆうぎ会」とツッコミが殺到したのです。

看板に書かれていたのは、なんと「がんばった人!」「すごい人!」といった、まるで小学校の朝礼で模範生が表彰されるかのような言葉。思わずクスッとしてしまう、あまりにもストレートな表現です。

この投稿に対し、「FELICIA」の公式アカウントが自ら反応。「これ、ガチでうちのオーナーと運営が2時間かけて真剣に考えた結果なんです。」と、まさかの舞台裏を告白。規制の変更に対応するため、「生き残るための努力です」と、その必死さをユーモラスに伝えました。

2025年に施行される改正風営法では、看板や広告で以下の表現を使うことが明確に禁止されています。

・ランキングや競争を煽る表現(例:No.1、No.2、金賞など)

・売上を誇示する表現(例:年収億超え、月間売上3000万、SNSフォロワー数など)

・役職や地位を示す表現(例:代表、支配人、幹部補佐など)

・営業活動に関する告知(例:昇格祭、移籍の告知など)

これにより、「誰がどれだけスゴいか」を匂わせる言葉はすべて地雷原となってしまい、多くの店舗が頭を悩ませています。今回話題になった「FELICIA」は、「すごい人」「がんばった人」という表現で、かつての売上ランキングを代替しようと試みたわけです。

しかし、ネット上では「その言葉ですら、暗に順位を示していると判断される可能性があるのでは?」という指摘も。「『彼よりすごい』みたいな比較表現もアウトかも」との声もあり、一部では「いっそ、それぞれの好きな食べ物でも書いとくのが一番安全なのでは」という冗談まで飛び出す始末です。

中には、このゆるふわな雰囲気が、まるで『とっとこハム太郎』のゲームの説明書みたいだと評する人も現れました。

多くの店舗が規制強化に悲鳴を上げる一方、この状況がホスト業界に新たなクリエイティブの風を吹き込んでいるという見方もあります。あるユーザーは「語彙力は死んだが、ユーモアは生まれた」と的確にまとめました。キャッチコピーのセンスが問われるこの時代、いかに笑いとインパクトを残せるかが、新たな競争の舞台となっているのかもしれません。

次に繁華街を歩くときは、ホストクラブの看板にどんな珍フレーズが誕生しているか、チェックしてみるのも一興ですね!

via: togetter