ハリウッドの伝説的スター、ロバート・レッドフォードが89歳で死去 『明日に向って撃て!』の男優、サンダンス映画祭創設者に永遠の別れ

『明日に向って撃て!』、『大統領の陰謀』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などの作品で知られる俳優、監督、そしてプロデューサーのロバート・レッドフォードが、2025年9月16日、ユタ州サンダンスの自宅で安らかに息を引き取った。享年89歳。

1936年にカリフォルニア州で生まれたレッドフォードは、若くしてアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで学び、当初はニール・サイモン作『裸足で散歩』などブロードウェイの舞台で活躍した。彼の映画界でのブレイクスルーは、1969年のジョージ・ロイ・ヒル監督作『明日に向って撃て!』で、ポール・ニューマンとの共演は映画史に残る名コンビとなった。

その後も『スティング』、『華麗なるギャツビー』、『コンドル』、『愛と哀しみの果て』といった作品に次々と主演し、ニューハリウッド時代を代表するトップスターの一人となった。

1980年には『普通の人々』で監督デビューを果たし、同作はアカデミー賞作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。 続いて監督した『ミラグロ/奇跡の地』ではアカデミー賞作曲賞を受賞している。 彼は演技と監督業の両方で優れた才能を発揮しただけでなく、インディペンデント映画の推進を通じてアメリカ映画界のあり方を大きく変えた。

1990年代から2000年代にかけてもレッドフォードは精力的に活動を続け、『スパイ・ゲーム』、『ロング・トレイル!』、そして引退作となった『さらば愛しきアウトロー』などに出演。2019年には『アベンジャーズ/エンドゲーム』にサプライズ登場し、ファンを喜ばせた。

訃報が伝えられると、多くの著名人が追悼の意を表した。CNNは『追憶』の映像で彼を偲び、作家のスティーヴン・キングはレッドフォードを「70年代、80年代のハリウッド新時代の重要な象徴」と称賛した。

via: Deadline