(画像提供:ワーナー・ブラザース映画、ソニー・ピクチャーズ)
先週の北米興行収入ランキングが発表され、DCユニバース第3作『クレイフェイス』(Clayface)が予想通り首位を獲得。約2400万ドルを売り上げた。海外ではさらに1900万ドルを稼ぎ、世界オープニング興収は合計4300万ドルに達した。『クレイフェイス』の製作費はわずか3000万~4400万ドルほど。宣伝でも従来型のスーパーヒーロー・コミック大作ではなく、低予算ホラーとして打ち出されてきただけに、十分に採算が見込めるスタートとなった。

(画像提供:A24)
先週2位に入ったのは、A24配給による「血液検査詐欺師」エリザベス・ホームズのドキュメンタリー『You Can See Everything』。2週前にはわずか855館で公開されながら、初週1500万ドルという驚異的な成績を記録。先週は2655館へと規模を拡大し、さらに上回る1950万ドルを稼ぎ出した。宣伝期間が2カ月にも満たず、上映時間も3時間近いドキュメンタリーとしては、誰もが予想しなかった大勝利だ。
(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)
一方、SF名作を映画化した『クララと太陽』(Klara and the Sun)は、そう幸運には恵まれなかった。『ジョジョ・ラビット』(Jojo Rabbit)のタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取り、『ウェンズデー』のジェナ・オルテガが主演する注目作だったが、先日のメディア向け試写で評価が大荒れ。ソニー・ピクチャーズは急きょ、数千館規模だった上映館数を880館まで縮小した。先週、北米で正式公開されたものの、興収は惨憺たる72万ドル。100万ドルの大台にすら届かなかった。製作費は比較的安い2000万ドルとはいえ、それでもかなり厳しいスタートだ。