日本では2026年11月19日発売予定の『グランド・セフト・オートVI』。ダブル主人公のジェイソンとルシアによる恋愛要素が、再び「浮気ではないか」と物議を醸している。英国で行われた最新の世論調査では、パートナーがゲーム内で架空の恋愛関係を築くことも「浮気に当たる」と考える成人がいることが明らかになった。

これまでに公開された予告編や試遊情報によると、プレイヤーはジェイソンとルシアに手をつながせたり、キスをさせたりできるほか、スマートフォンのメッセージなどを通じて、ふたりの関係の進展に影響を与えられる。しかし、キャラクター同士の親密な関係を重視したこのシステムに対し、バーチャルな恋愛と現実のパートナーとの境界線を疑問視する声も上がっている。
英国の調査会社YouGovは2026年9月1日、成人4114人を対象に「操作キャラクターに恋愛関係の維持を求めるゲームをパートナーがプレイした場合、それを浮気とみなすか」と質問。その結果、6%が「浮気に当たる」と回答した。19%は浮気とは考えないものの「受け入れられない」とし、54%は浮気ではなく「受け入れられる」と回答。残る21%は態度を明らかにしなかった。
男女別では、女性の7%、男性の4%が浮気に当たると回答。また、女性の24%、男性の13%は浮気とはみなさない一方で、受け入れられないと答えている。この結果がBBCで報じられると、ゲーマーの間でも議論が巻き起こった。

あるユーザーは「ゲームのキャラクターは実在の人間じゃない。目を覚ませ!」とバッサリ。別のユーザーは「じゃあ『コール オブ デューティ』で人を殺したら、現実でも逮捕されるのか?」と反論した。さらに、『ザ・シムズ』をはじめとするゲームでは、以前からキャラクターの結婚や出産が可能だったとして、なぜ今になってバーチャルな恋愛が問題視されるのか理解できないとの声も上がっている。
一方、ロックスター・ノース共同代表のロブ・ネルソンは、ふたりの恋愛関係を育てるかどうかはプレイヤーが自由に選べると説明。積極的に恋愛を進展させなくても、ジェイソンとルシアは重要な場面で互いを支え続けるという。
ネルソンは、ふたりを一緒に行動させると「自分がこの関係を守る存在になったように感じられる」と表現した。今回の調査からは、バーチャルな恋愛に不安を抱く人が一定数いることが浮き彫りになったものの、大多数は浮気とは考えていないようだ。
via: BBC
