『ソー:ラブ&サンダー』監督のSF映画『クララと太陽』、北米興収が大惨敗!各国で劇場公開の中止相次ぐ

(画像提供:ソニー・ピクチャーズ)

カズオ・イシグロの同名SF小説を映画化した『クララと太陽』(Klara and the Sun)が先週末、北米の劇場で公開されたが、オープニング興収はわずか70万1000ドルという惨たんたる結果に終わった。配給を手がけるソニー・ピクチャーズは当初、全米約2000館での公開を予定していたものの、プレス向け試写やロンドン映画祭でのプレミア上映後に酷評が相次いだため、最終的に880館まで縮小。それでも100万ドルにすら届かない出足は、通常の水準をはるかに下回っている。

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ソニー・ピクチャーズによる損失拡大を食い止める動きは、現在も続いているようだ。すでに複数の国で公開計画が相次いで中止されており、スペインでは公開スケジュールから撤回。ほかのヨーロッパ諸国もこれに続く見通しだ。『クララと太陽』は実は2年前に撮影を終えており、完成から公開まで約2年も棚上げされていた。米Deadlineによると、ソニーは長らく本作をどう売り出すべきか決められずにいたという。興行収入と評価の両面で失敗に終わった今、残された戦略は宣伝費を削り、損失を可能な限り抑えることだけとなりそうだ。


via: Deadline