『バルダーズ・ゲート3』「アスタリオン」役の俳優、ラリアン・スタジオの続編開発中止を支持 「制作チームは全力を尽くした」

『バルダーズ・ゲート3』(Baldur's Gate 3)で吸血鬼の仲間「アスタリオン」を演じたイギリス人俳優ニール・ニューボン(Neil Newbon)が、先日番組で本作の開発元であるラリアン・スタジオ(Larian Studios)が続編を制作しないと決定したことについて言及。彼はこの決定を「非常に支持する」と明言し、開発チームは正しい選択をしたと考えている。

この発言は、『Radio Times Gaming』の番組『Arcade Hang』でのインタビュー中に飛び出したもの。ニューボンは、たとえ『バルダーズ・ゲート3』の成功が喜ばしいものであり、ファンが続編やDLCコンテンツを期待していたとしても、ラリアンが自身の考えに忠実であることに感銘を受けたと述べた。彼らは「作品が完成した」状態で手を引くことを選択したのだ。

「彼らは次の『バルダーズ・ゲート』を作る気がないし、DLCも作るつもりはない」とニューボンは語る。「彼らは疲れ、そして満足している。『これが語りたかった物語だ』と感じているのだろう。私はそれで良いと思う。」

ニューボンは、今日のゲーム業界には、拙速な開発や情熱に欠ける「続編の商業化」が蔓延していると指摘した。しかし、『バルダーズ・ゲート3』は10年近くかけて磨き上げられた作品であり、その完全性は尊重され、維持されるべきだ。「ラリアンは完全に正しい決断をしたと私は思う」と彼は述べた。

それにもかかわらず、ニューボン自身は「アスタリオン」というキャラクターに別れを告げたくないと考えている。彼は、もし機会があれば、再び戻ってきたい、さらにはアスタリオンの実写版を演じたいと明かした。また、将来的に続編がラリアン主導でなくなったとしても、彼は元の脚本の品質と精神が保たれることを望んでおり、「中身のない模倣品」が作られるのではないかと付け加えた。


ラリアンの撤退は、今後ハズブロ(Hasbro)がシリーズを継続していく上で、少なからぬ課題に直面することを意味する。原作の精神を保ちつつ、新たなチームと創造性を導入できるかが、次の計画の鍵となるだろう。結果がどうであれ、ファンはアスタリオンをはじめとするキャラクターたちが新たな冒険に乗り出す姿を再び見られることを期待している。