クリストファー・ノーラン監督作『オデュッセイア』の公開後、興行収入が10億ドルに迫る勢いを見せるだけでなく、ゲーム業界にも意外な影響をもたらした。ユービーアイソフトが2018年にリリースした『アサシン クリード オデッセイ』のプレイヤー数が大幅に増加しているのだ。

Alinea Analyticsのアナリスト、リース・エリオット氏によると、過去1週間でPlayStation、Xbox、Steamにおける同作のアクティブプレイヤー数はほぼ倍増したという。特にXboxでは、デイリーアクティブプレイヤーが3万6,000人から8万4,000人へと134%も増加している。
「ゲームソフトの販売本数の伸びは比較的限定的で、今年に入ってから現在までに約40万本を売り上げたに過ぎない。しかし、真の恩恵は純粋なプレイヤーエンゲージメントにある」とエリオット氏は続ける。「この映画が、リリースから8年が経過したゲームを何百万人もの人々に購入させたわけではない。だが、多くのプレイヤーを再びゲームに戻らせたのは確かだ。このデータは、ユービーアイソフトが将来的に『アサシン クリード オデッセイ リシンクド』(Assassin's Creed Odyssey Resynced)をリリースする上で、素晴らしい根拠となるだろう」。
エリオット氏は、ユービーアイソフトがこの熱気を捉えた手腕も高く評価している。「ユービーアイソフトがこの波に乗れたことは、確かに称賛に値する。彼らはノーラン監督の映画公開に合わせて期間限定のコミュニティプロモーションを展開し、戦闘要素のない教育モード『ディスカバリーツアー』を再プッシュした。これは、映画館を出た観客が、さらに歴史を深く掘り下げたいと思ったときに利用できるインタラクティブな拡張コンテンツとして位置づけられている」。

『アサシン クリード オデッセイ』は現在、Xbox Game PassとPlayStation Plusにも収録されており、サブスクリプション加入者はすぐにプレイできる。映画の物語はゲームよりも約800年早い時代設定だが、両作ともにギリシャの島々、航海、そして失われた家族を核としている。
via: IGN