DCバットマンと『仮面ライダーゼロワン』のクロスオーバー企画始動!「社長」飛電或人とブルース・ウェインが選ばれた理由とは?


DCコミックスと東映が、「バットマン」と『仮面ライダーゼロワン』の初のクロスオーバーコラボレーションを正式発表した。両社は完全新作のオリジナルコミックをリリースするだけでなく、バンダイも同時にコラボ商品を開発する。この企画は、ワーナー ブラザース ジャパンが開催した「バットマンデー」の特別イベント「Rule the Night」で正式に公開された。

DCコミックスのシニアエディター、アンドリュー・マリーノは、『仮面ライダーゼロワン』を選んだ理由について、両ヒーローが「企業経営者」という共通の身分を持っていることがカギだと語った。 「バットマン」ことブルース・ウェインはウェイン・エンタープライズのCEOであり、「飛電或人」は飛電インテリジェンスの社長を務めている。 DCはこの共通点が、彼ら二人だからこそ成り立つオリジナルストーリーを生み出すと見ている。



東映の白倉伸一郎プロデューサーは、今回のコラボレーションを歴史的な視点から語った。彼は、1971年の初代『仮面ライダー』の最初の敵がクモ男とコウモリ男であったことに触れ、1978年に東映は「スパイダーマン」と協力したものの、「バットマン」との真の交わりはこれまでなかったと指摘。 仮面ライダー生誕55周年という節目に、今回のコラボを「日米のヒーロー史に刻まれるべき歴史的出来事」と表現した。

興味深いことに、バットマンと仮面ライダーのコラボ構想は、実は1996年にはすでに提案されていた。当時、バットマンの黄金時代を築いたアーティスト、ジェリー・ロビンソンが石ノ森章太郎と面会し、『Batman vs. Kamen Rider』というコミック企画について話し合ったが、最終的には実現しなかったという。

バンダイもまた、この企画が構想から正式公開まで約4年の歳月を要したことを明かした。 コミックの内容、制作チーム、そしてコラボ商品の詳細については、今後公式から順次発表される予定だ。