『ボーダーランズ』実写映画、酷評の嵐に!親会社Take-TwoのCEOがコメント、実は過去にも言及...

今年3月にテイクツー・インタラクティブがゲーム開発会社ギアボックス・エンタテインメントを買収したことで、映画『ボーダーランズ』は同社傘下で初めて公開されたゲーム原作のIP作品となった。しかし、当初は期待されていたこの映画は、結局のところ「退屈で混沌とした失敗作」と酷評され、賛否両論を巻き起こしている。

この評価に対し、ギアボックス・エンタテインメントの親会社であるテイクツー(2Kがパブリッシングを担当。2Kもテイクツーの子会社)から早速コメントが寄せられた。IGNの報道によると、決算説明会に先立ち、テイクツーのCEOであるシュトラウス・ゼルニックは、映画『ボーダーランズ』の成功・不成功がゲーム会社に実質的な影響を与えるか否かについて尋ねられ、次のように答えたという。

「この映画にチャンスを与えてほしい。多くの人々が多大な努力を注ぎ込んできたし、『ボーダーランズ』は非常に有名なIPだ。出演陣も豪華で、映画全体として非常に素晴らしいと感じている。観客の反応を見守ろうではないか!」

「ご質問の件だが、この映画の出来が良いか悪いかに関わらず、『ボーダーランズ』の今後の開発や、財政的な影響には一切関係ない、と私は答えるだろう」とシュトラウス・ゼルニックは語った。

実際、過去にもテイクツーはゲームの映画化について、検討したことがないわけではないものの、「最も厳格な」「極めて厳格な」態度で臨むことを選択してきた。ゼルニックは、映画化するよりも、ゲームを作り続けることの方がゲーム会社にとって最も利益になるとさえ考えていた。そのため、当時彼は次のように述べている。

「我々の利益を見ると、ゲーム業界の事業利益率は80%から90%の間だ。一方、映画化の利益率は30%に過ぎない。これはつまり、我々がライセンス供与した映画化作品の70%は失敗する可能性があるということだ。もしプロジェクトが失敗すれば、IPのブランドイメージを危うくする可能性もある。これが、テイクツーがロックスター・ゲームスの『グランド・セフト・オート』シリーズを大スクリーンに登場させない理由だ。」

公開されたばかりの『ボーダーランズ』の他にも、テイクツー傘下で現在準備中のゲーム原作映画プロジェクトには、イラショナル・ゲームズが開発し、2Kがパブリッシングする『バイオショック』がある。現時点では、『ブレードランナー 2049』や『LOGAN/ローガン』などの脚本を手がけたマイケル・グリーンが脚本を執筆し、『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンスが監督を務めることが決定している。

via: IGN